興味の男女差。女の子は甘辛MIXなリアリスト☆男の子は……

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一般的に女性の方が見た目に気も配っているし、ファッションに関することが好きだし、流行にも敏感だとされています。

レディースファッションの市場規模はメンズの約2倍。2014年の国内アパレル総小売市場規模は、婦人服・洋品市場が5兆9,086億円、紳士服・洋品市場が2兆5,476億円。

国内アパレル市場に関する調査結果 2015 - 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

また、日本国内の化粧品市場規模は2兆3,305億円。うち男性用化粧品市場は1,160億円(2014 年度)。

化粧品市場に関する調査結果 2015|(株)矢野経済研究所(PDFファイル)

子ども時代でも、男の子は電車や飛行機やヒーローに興味を持ち、女の子はプリンセスや着せかえ人形に興味を持つ傾向がある(もちろん、女の子で電車大好きな子もいるだろうし、プリンセスに興味を持つ男の子もいるでしょう)。

マザー・グースに、男女の違いが表現されている詩があります。

おとこのこって なんでできてる?
おとこのこって なんでできてる?
かえるに かたつむりにこいぬのしっぽ
そんなもんでできてるよ

おんなのこって なんでできてる?
おんなのこって なんでできてる?
おさとうと スパイスとすてきななにもかも
そんなもんでできてるよ

出典:マザー・グースのうた 第1集 おとこのこってなんでできてる おんなのこってなんでできてる 谷川俊太郎訳

女の子はさとうとスパイスで構成されている。甘いと辛いの甘辛MIX。

優しくほほ笑んでいたとか思えば、突然理由不明な冷たい態度。「夢に向かうあなたがステキ」と言っていたのに、結婚したら突然「夢ではお腹を満たせない」と現実的なことを言いだす。そんな二面性も感じます。

「すてきななにもかも」の描写は、ゆるふわでとてもあいまいですよね。

一方、男の子は、ぼろきれ・カタツムリ・子犬のしっぽでできている。ゆるふわ感のない具体的な構成物です。

ちなみに、子犬のしっぽとは断尾によって切断された犬の尾のことです。断尾とは、猟犬がやぶに入って尾を傷付けないよう、牧畜犬が牛に尾をふまれないよう、などの目的で生後間もないころの使役犬のしっぽを切り落とす、歴史のある習慣だそうです。

子犬のしっぽを見つけて、喜んで振り回す男の子の姿が目に浮かびますね。

ところで、砂糖もスパイスもリアルの生活に必要なもの。「マザー・グース」という言い方が定着するようになったのは18世紀。有名な詩はだいたい17世紀のイギリスの植民地化政策によって世界中に広まったそうです。

17世紀以前の砂糖とスパイスは高級品。砂糖もスパイスも、もとは薬扱いされ大変貴重なものでした(スパイスは金銀に匹敵するとされた)。スパイスを独占するために列強間で植民地の争奪が起こっていたほど。

housefoods.jp

「ぼろきれ・カタツムリ・子犬のしっぽ」男子は現実の生活では価値のないもので構成。

一方の「砂糖とスパイス」。女の子はふわふわしているようでいて、現実生活で価値のあるものをきっちり押さえてくる……。と、この詩を読むとなんだか感心しちゃうんですよね。

男女の興味の方向は違う、とまた認識するのが以下の記事。

srdk.rakuten.jp

あくまでもこの記事やブコメからですが、男女が何に散財するのか拾ってみると……

女性:ブランド品、化粧品、宝石、ハイブランドのバッグやアクセサリー
男性:鉄道模型、漫画、ゴルフクラブ、一眼レフ、ギター、スマホ、PC、高級時計、高級車etc.


子犬のしっぽを見つけて喜んでいた男の子たちは、成長後、鉄道模型、漫画、ゴルフクラブ、一眼レフを追いかける。

ぼろきれ・カタツムリ・子犬のしっぽでテンションあがる男子。女の子たちはどう考えても、その様子を冷やかに見ている感じがします。

「鉄道模型、漫画、ゴルフクラブ、一眼レフ等」に散財する男性のことも女性は冷ややかに見ているのでしょう。

かといって、「未来はきっとキレイなワタシ☆」のために、効果があるのかないのかはっきりしない高級化粧品に散財する女性の気持ちも、男性には理解できない。

おとこのひとってなにでできてる?
げーむにふぃぎゅあにごるふくらぶ
そんなもんでできてるよ

おんなのひとってなにでできてる?
ほうせき こすめ ぶらんどばっぐにわんぴーす
そんなもんでできてるよ


冒頭で、一般的に女性の方が見た目に気も配っているしファッションが好きだ、としました。

とはいえ、「カワイイが正義」「女は若くてナンボ」みたいな評価軸があるがために仕方なく見た目に気を配っているけど、本当は面倒で仕方がないという女性もいるでしょう。

彼女みたいに。

nyaaat.hatenablog.com

子どものころの悪口で、あえて女の子には(かわいい子にでも)、「バカ」や「アホ」ではなく「ブス」と言っていた人もいるのでは。

外見的な評価が女性にはなにより響くことを、子どもながらにもなんとなくわかっていたからこその「ブス」のチョイス!

大人になっても已然として、相手が傷つくことがわかっているからこそ、あえてそのポイントをつくということはあるわけで。妙齢の女性にあえて「BBA」をチョイスするのはそういうことではないでしょうか。

「ブス」や「BBA」に限らず。わざわざ傷つくポイントを狙って言及して、優位に立とうとしてくる相手には「うるせえバ~カ!!」でいいと思います。ダメージを与えることが相手の真の目的で、実際の美醜や年齢は関係ないのだし。

大人になってからもなお、他人を傷付けることをコミュニケーションの目的とする人には、それなりの対処でよいのでは。男女関係なく、同性だって同じです。

「うるせえバ~カ!!」と口に出すのに語弊があるなら、心の中でつぶやけばいい。自分の心やテリトリーを守る、おまじないみたいなものです。

以上、結論は特にありません。

せっかくはてなでブログを書いているので。盛り上がっていた記事にリンクをはってみました☆エヘ……(´︶`)

実は、「服屋店員が怖い」というテーマが続き、ちょっと飽きてきた……。服屋店員怖いのコツ・心構え編はまた後日。

the.the25-item.com

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