厚手ヘビーウェイトTシャツおすすめブランド「透けない!丈夫なメンズ無地Tシャツ」

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無骨な印象の厚手Tシャツ。着まわし的には薄手Tシャツに軍配があがるとはいえ、透けないし、丈夫だし、好みで言うなら厚手Tが大勝利!…という厚手Tシャツファンも多いのでは?

夏場はお世話になりっぱなしのTシャツ。お気に入りの厚手Tブランドを見つけてみませんか!

Tシャツにおける「ヘビーウェイト」とは?

アメリカから普及したTシャツは、ポンド・ヤード法の単位が使用されていて、生地の厚みはoz(オンス)で示します。

といってもオンス自体は質量の単位。生地の厚みを表すときに限って、1平方ヤード(1ヤード×1ヤード)あたりの重さ(オンス)で示します。面積あたりの重さでだいたいの厚みがわかる、という考え方です。

  • 1オンス=28.349523125 g

  • 1ヤード=0.914m

生地の厚みは、オンスの他に、1m²当たりのグラム数(〇g/㎡)で表わすことも。Tシャツは生地の厚みによって、ライトウェイトやヘビーウェイトなどと呼びます。

【ライトウェイト:3~4オンス】
・3.9オンス以下:非常に薄い。白Tではかなり透ける。
・4.0~4.9オンス:少し薄いが柔らかい。

【ヘビーウェイト:5~7オンス】
・5.0~5.9オンス:一般的な厚み。
・6.0~6.9オンス:しっかりした厚み。
・7.0オンス以上:非常に厚い。
(参考サイト) TシャツのOZ(オンス)って何?|イメージ・マジック

というわけで、今回は5オンス以上の厚手ヘビーウェイトTシャツをガンガン紹介しまっす!

アメリカ製Tシャツの特徴

アメリカ発祥のTシャツらしくTシャツの定番ブランドは、ほぼほぼアメリカ生まれです。アメTはだいたい次のような特徴を持ってます。

  • 番手が少ない(糸が太い)

  • ざっくりとした風合いのオープンエンド糸を使用

  • ヘビーウェイトが多い

  • ボックスシルエット(袖口太い 幅が広い 着丈が短い)

  • 襟リブが太い

  • 丸胴(身頃がチューブ状で脇に縫い目がない)

  • サイズ感が均一化されておらず作りが雑だったりする

USAサイズのアメT。日本人が着るなら 1 ~2サイズ下げるとおめあてのサイズになります。つまり、通常サイズだとビックシルエット気味に。

作りが雑なところはご愛嬌というか。ある種、世界にひとつみたいなアメTの、そこがかわいいと思える人もいるのでは。

Tシャツにアウターを羽織りインナーとして着るなら、襟リブが細く、かつ薄手タイプの方が使いやすいのですが、一枚で着るなら厚手アメTの方がニュアンスは出しやすいと思います!

厚手無地パックTシャツのブランドいろいろ

何個あっても困らない。買いだめしたいパックT。夏中Tシャツを思いっきりヘビーローテーションしたい方は、単価も安めな厚手パックTシャツをチョイスしてみては!

Hanes Beefy-T(ビーフィー):6.1オンス

アンダーウェアブランドとして1901年に創業したヘインズが、プリントTシャツのボディとして開発したのがBEEFY-Tです。BEEFYとは牛のようにタフでたくましいTシャツという意味。2枚組です。

ヘインズは商品としてのTシャツの産みの親。第一次世界大戦でアメリカ海軍の船員が取り入れたTシャツにヘインズが目をつけ商品化しました。

ヘインズはアメリカアンダーウェアブランド界でフルーツオブザルームと肩を並べる存在であり、どちらも下着がタウンウェアへと格上げする過渡期を経た老舗ブランドなのです。

Velva Sheen(ベルバシーン)Blue Label:5.4オンス

パックTの中ではお高めとはいえリピーターの多いベルバシーン。

洗濯を繰り返し生地の目をつまらせ、着古して経年を楽しむ人も多い模様。1年中着まくって捨てるというよりは、長~いおつきあいをして変化を楽しむというタイプのTシャツです。丸胴。2枚組。斜めについた小さめポケットが特徴的なTシャツ。

1932年にオハイオ州シンシナティでスポーツウェアブランドとして創業したベルバシーン。よく言われるのはアメリカ海兵隊USMCのオフィシャルコスチュームに採用されたことで、当時のものはヴィンテージとしても人気です。

anvil(アンヴィル):5.4オンス

ザラっとした質感が特徴的な anvilのTシャツ。しなやかな質感よりザクザク感が好みの人向け。2枚組と3枚組があります。比較的洗濯でへたりやすく個人的には速攻で部屋着化するブランドですが、くったり感が好きな人にはたまらないかもしれない。

19世紀後半にアメリカで創業したアンヴィルは、1942 年よりワークウェアの製造を開始します。プリンタブルボディとしての無地Tの製造は1976年から。

anvilの意味は鉄床・金床(かなとこ)。 f:id:jarmusch:20170818181509j:plain:w300 出典:Wikimedia Commons

鉄床は鍛冶や金属加工で使用する鋼鉄の作業台のことです。モノ作りのタフさやクオリティーの象徴。

RED KAP(レッドキャップ):6.7オンス

レッドキャップ製品は洗濯に負けない耐久性が特徴。丸胴。2枚組。

欧米の自動車工場のユニフォームとして圧倒的シェアを誇るレッドキャップ。1923年アメリカテネシー州ナッシュビルに創業し、もとはオーバーオールを製造・販売する会社でした。

第二次世界大戦中は耐久性、機能性が求められる戦闘服も手がけますが、戦後1947年以降は工業洗濯対応の産業用ユニフォームの製造へとシフトします。

レッドキャップを公式ユニフォームとして採用する自動車製造業の面々はそうそうたるもの。GMやフォード、フィアットにメルセデスベンツ、ボルボ、アウディ、フォルクスワーゲン。国内ならトヨタ、ホンダ、マツダ。さらにスズキ、ニッサン、スバル……。

ちなみに創業当初は「Harlin Bros. & Williams」だったのを後に「Red Cap Smoking Tobacco」へと社名変更しています。そして現在の「Red Kap」へ。我々はなんとなくレッドキャップって呼んでますが、正確にはレッドカップまたはレッドカプって発音すべきなのではないかと思ったり思わなかったり……。

1986年、レッドキャップは世界最大級のアパレル企業VF コーポレーションに買収されています。VF傘下にはVANS、ラングラー、Lee、ティンバーランドやノースフェイスなどなどカジュアルウェアブランドが目白押し。レッドキャップはこれらの兄弟ブランドにあたるわけなのです。

パックTじゃない厚手無地アメTいろいろ

まだまだ厚手Tの定番ブランドはありますよ~!

FRUIT OF THE LOOM Lofteez(フルーツ オブ ザ ルーム ロフティーズ):6オンス

フルーツオブザルームのハイクオリティライン、ロフティーズはアメTだがデザインは細身。生産中止になっていたところ2015年に復活しました。厚手Tといえば、ヘインズのビーフィー、フルーツのロフティーズといったところか。丸胴。縮みにくいPre-shrunk加工済。

フルーツオブザルームは1851年、アメリカロードアイランド州でアンダーウェアメーカー(ユニオン・アンダーウェア社)として創業。

“Loom”とは織機のこと。Fruitは果物というよりは産物(product)を指すようです。つまりフルーツオブザルームとは織機で作った製造物ということで、「お部屋(room)の果物」ではないのだ(私もカンチガイしてたけど…)!

とはいえ、『Fruit of the Loom』は1800年代後半にユニオン・アンダーウェア社が買い取った商標なので、その意味も後付けなのかもしれません……??

アメリカのフルーツオブザルームのCMはロゴマークの果物ひとつひとつがキャラクター化していてコミカル。人気キャラクターのようで、かなり昔からシリーズ化されています。

フルーツはセレクトショップなんかで見かけるので日本ではオシャレTシャツブランドな感じですが、アメリカでは肌着のイメージの方が強いようですね。

GILDAN(ギルダン)ウルトラコットンTシャツ:6オンス 

アメリカ綿、オープンエンドの17番単糸を使ったざっくりとしたアメTらしいアメT。丸胴。縮みにくいPre-Shrunk加工済。

日本ではあまり馴染みがありませんが、北米Tシャツシェアno.1を誇るギルダン。カナダのメーカーです。ちなみに先ほど紹介したアンヴィルはギルダン社に2013年に吸収合併されたので、アンヴィルはギルダン社のいちブランドということになります。

厚手Tとして人気だった6.1オンスのアンヴィル979は2014年から廃盤となり、こちらのギルダン2000に移行しているようです。

↓ギルダン2300。ポケット付きの6オンスウルトラコットンTシャツ。

↓こちらは日本人向けに細身にアレンジされたギルダン76000。5.3オンス。リングスパン、細めの24番単糸を使用しているので、先のギルダン2000や2300と比べるとなめらかな仕上がりです。日本人向けサイズ。丸胴。

国内ブランドの厚手無地Tシャツ

国内ブランドだってあなどれません!クラスTシャツやバンドTのプリンタブルボディとして使われるのはアメTだけではないのだ。

United Athle(ユナイテッドアスレ):6.2オンス

ファンも多い、ユナイテッドアスレ定番の6.2オンス。丸胴。

日本のアパレルメーカー『キャブ株式会社』の代表ブランドで1998年生まれのユナイテッドアスレ。

キャブ株式会社は1930年、愛知県発祥。国内プリンタブルウェアメーカーとしてはかなり古い歴史を持つ会社です。

もともと旧帝国陸海軍や逓信省、海運会社などの放出品の入札をなりわいとしていたそうで、第2次世界大戦で中断。戦後は米軍放出品の入札業者として営業再開。後にアパレル業を開始しています。

国内アパレルメーカーとしては米軍放出品の入札をしていたところが特徴的で、国内メーカーながらもUSAの遺伝子を持つといったところか。

2001年には自衛隊員向けブランドをスタート。

f:id:jarmusch:20170818184844p:plain 出典:沿革:キャブ株式会社

卸業者を介して販売していた自衛隊向け製品を、現在では駐屯地内の売店と直接取引して販売しているようです。

自衛官の個人装備である戦闘服や半長靴などは、国から支給される官給品です。支給されたものだけでは足りない場合、隊員は自費で営内の売店で購入します。

ということは、駐屯地のお祭りなんかで営内に入れば、民間人でも売店でキャブ製自衛隊グッズをゲットできるということなのかな?民間人といえども売店でペプシくらいは買ってもいいですよね?ならTシャツも買っちゃダメかな?本格的OD色無地Tシャツ。買えた人教えてください。

話が脱線しましたが、ともかく、キャブは他のアメTメーカーと同様、ミリタリーウェアと縁が深いようです。品質、機能性はおすみつき、というわけ。

Printstar(プリントスター):5.6オンス&6.6オンス

1999年生まれのプリントスターはトムス株式会社のブランド。トムスは1981年創業。こちらもアスレと双璧をなす国内プリンタブルウェアメーカーの老舗です。5.6オンス。オープンエンド17番手単糸使用。

こちらは6.6オンス。オープンエンド15番手単糸使用でアメTらしい仕上がりに。

超厚手!7オンス以上の厚手ヘビーウェイトTシャツ

厚手のなかの厚手!7オンス以上のTシャツを集めてみました。

7オンス:Goodwear(グッドウェア)

ポケット付き。出荷の時点で洗いがかかっていてUSED感がある。丸胴。グッドウェアは1983年アメリカ、マサチューセッツ州にてスポーツウェアメーカーブランドとして創業。原料、製造すべてアメリカ製、Made in U.S.Aにこだわりを見せるメーカーです。

CHAMPION(チャンピオン)の超厚手Tシャツ

大学アスレチックウェアでおなじみのチャンピオン。1919年NYニューヨーク州で創業したチャンピオンは翌年、屋外労働者の防寒用として販売されたスウェットが陸軍訓練校のトレーニングウェアや大学のトレーニングウェアとしても採用されます。

現在のチャンピオンはHanesbrands(ヘインズブランズ)が擁す、いちブランド。つまりヘインズとチャンピオンは兄弟ブランドということになります。いや親子ブランドか?

7オンス:T2102 HARITAGE Jersey T-Shirts(ヘリテージジャージーTシャツ)

チャンピオンのヘリテージ ジャージーTシャツ。ヘリテージ(heritage)とは遺産や伝統、伝承などの意味。左袖にはおなじみのCロゴマーク付き。アメリカ綿使用。

7オンス:T1011(ティー・テン・イレブン)

1930年代誕生。チャンピオンの定番ヘビーウェイトTシャツ『T1011』。原料、紡績、縫製の段階まですべてアメリカである、Made in U.S.Aへのこだわりを持ったTシャツ。もちろん左袖にはCロゴ付き。丸胴。

こちらはポケット付きのT1011。

7.1オンス:UnitedAthle(ユナイテッドアスレ)

ユナイテッドアスレには、超厚手7.1オンスも。

8オンス:CAMBER(キャンバー)マックスウェイト

肉厚Tシャツ好きのファンが多いキャンバーの8ozマックスウェイトTシャツ302。洗濯のたびにギシギシっと目がつまるところがたまらないという人も多いのでは。

1948年アメリカ・ペンシルバニア州で創業したキャンバーは他のTシャツ定番ブランドとくらべて、後発組であるながらもアメリカ綿使用、縫製も米国自社工場と、Made in USAにこだわりをみせるブランド。

トレーナーやパーカーのスウェット生地の主流は9~13オンスなので、8オンスのTシャツは、もはやスウェットに近いと言ってもいいかもしれない。Tシャツにしろスウェットにしろヘビーウェイトにこだわりをみせるのが、キャンバーというブランドなのだ!

8.5オンス:美和縫製 

f:id:jarmusch:20170818185858j:plain:w200 出典:美和縫製

印刷業を営む大阪の株式会社ハンワが立ち上げたブランド「美和縫製」。ALL MADE IN JAPAN!生地、縫製も全てが日本製の厚手Tシャツブランドです。

美和縫製の厚手Tシャツの特徴は生地厚0.9mmと、超ヘビーウェイトなのに伸縮性があるところ。一般的なTシャツの織り方である天竺織に、伸縮性の高いリブ織を交差させることでストレッチ性を実現しています。

キャンバーよりもヘビーウェイトな美和縫製のTシャツに適度な伸縮性がある、というのもおもしろいですね。ヘビーウェイトTシャツ界ではちょっと毛色の違うニッチな存在です。

美和縫製のTシャツは厚手ながらもきれいめスタイルに馴染みそうです。サイズ選びのコツはアメTとは逆で「ワンサイズ大きいものを選ぶ」こと、のようです。

厚手Tシャツブランドの総括

以上、厚手無地Tシャツのおすすめブランドをざざっと挙げてみました!

厚手Tシャツを作っているメーカーといっても、もとは下着メーカーだったり、ワークウェアメーカーだったり、はたまたプリンタブルウェアメーカーだったり。

我々はオシャレ着としてもTシャツを活用するわけですが、最初からTシャツをアウター、タウンウェアとして販売しているブランドは老舗が多いゆえここで紹介したものでは少数派です。

また、Tシャツの機能性ゆえにミリタリーウェアやトレーニングウェアとの関連性が深いブランドが多いのも特徴。

鍛え上げられた肉体を持つ軍人さんや体育会系大学生がミリタリーウェアやトレーニングウェアであるTシャツを着たまま街をうろつき、「Tシャツかっこいい」という流れを作った。そして、現代の我々が丈夫で機能的な厚手Tシャツをタウンウェアとして着る恩恵にあずかれているのですね~。