ファッションにまつわる謎用語ってキリないですよね~。
ファッションによくある具体性がなくてよくわからない言葉遣いに惑わされるという人
はたまたオシャレな友達が「あえての○○」とか、「逆におしゃれ☆」とか言い出したら、意味不明で気持ちがざわつくなんて人もいるんじゃないでしょうかっ!
今回は「こなれ感」「重いコーデ・軽いコーデ」「差し色」をピックアップして解説します!
「こなれ感」ってナンだよ!?
こなれ感とはファッションに自分流の着こなしを加えていき、それが気負った感じになっていないということです。
『こなれる』を辞書で確認してみます!
①「こなす」ことができた状態になる ②技芸などにすっかり熟達して、ぎこちない点が少しも見られなくなる。出典:新明解国語辞典①から「こなす」と「こなれる」は語源を同じとする仲間のようです。
なので、ファッションにおいて「着こなす」と「こなれる」も仲間ワードとみて差し支えないでしょう。
「着こなす」と言えば、対極にあるのが「着られる」という言葉!こなれ感は、これまたあいまいワードの「服に着られている」に関係してくる。
どうやら洋服を着ることに、3つの段階があるようです。
「重い」とか「軽い」とかってナンだよ!?
コーデにも「重い」「軽い」があるってご存知ですか?
ファッションにおいて重い軽いのイメージを表にすると以下のようなカンジ。
生地が厚い、色が濃い、面積が大きいということを、全部まとめて「重い」と表現し、反対に生地が薄い、色が薄い、面積が小さいということを、全部まとめて「軽い」と表現しているわけです。
【重い】
- 生地が厚い
- 色が濃い
- 面積が大きい
(例)冬→→→重いコーデ
生地が厚い
黒やネイビーなどの濃い色メイン
露出が少ない(体を覆う部分の面積も多め)
【軽い】
- 生地が薄い
- 色が薄い
- 面積が小さい
(例)夏→→→軽いコーデ
生地薄手
白など淡色メイン
露出多い(生地の面積小さい)
差し色とは!?
『単一の淡い地色に,濃い色を柄のように小さく配すること。ポイント-カラー。』 出典:大辞林
コーディネートなら……
- 洋服全体はネイビーなどのワントーンでまとめるが、スニーカーはビビットな黄色にする!
- 同じく洋服はワントーン。洋服の反対色になるような色のバッグを持つ
こうすると、スニーカーやバッグの部分が差し色として機能するわけです!
差し色とは、ワントーンで全体がぼんやりしたところへのアクセント。いわばスパイスなのだ。
うどんには七味を、ウナギのかば焼きに山椒を、ワントーンコーデに差し色を。
謎のファッション用語がわかったら理屈を応用してみよう
ではでは。モヤモヤしていた謎用語の意味がわかったなら。その概念を使いこなしてみましょう!
こなれ感
自分らしいアレンジをくわえて「こなれ感」を出していきましょう!
- パンツの裾をロールアップする
- 袖をたくる
- 襟立て
- レイヤード
- 腰巻き
- あえてフロントをあけるetc.
コチラの記事で、少ない服を活用するためのアレンジ方法を紹介しています。
バッグや靴、トップスなど。一部分にのみ鮮やかな色を使う!これが差し色テクニック。
重すぎるコーデは軽く!軽すぎるコーデは重く!
例えば。冬はずっと「重い」ファッションが続きますよね。やり方はさっき出てきた軽い要素を参考に。
- 色を薄くする→足元を白スニーカーにチェンジ
- 面積を小さくする→パンツの裾をロールアップする、クロップドにチェンジする
どうも、ファッションというものは、どちらかだけに傾くことを嫌うようで、重いだけの服装には軽さを、軽いだけの服装には重さを加えると、カッコいい!ということになるようなのです。
まとめ
以上。ファッションにまつわる謎用語を考察し、普段のファッションに活かすヒントをご紹介しました。
ちなみに「あえて」や「逆に」が意味するのはこんなところじゃないでしょうか
【あえて】
正統派コーデなのでそのままにしておいてもいいのに、あえてミスマッチなアイテムを投入したりして新鮮さを出す
【逆に】
ダサさが極まりすぎひっくりかえって逆におしゃれに見える
この手の謎用語はこと欠かないので時間があったら追加していけたらいいなあと思ってます。
ファッションそのものもわからん。ならばこちらの記事へ!
☆ついったやってます☆
女子は「素足に革靴ってキモイ!足臭そう。不潔」というわりには、ちゃんと靴下履いてもサンダル×白靴下は許してくれなかったりする……#女子ウケ悪いファッション #ダサい男
— じゃむ@25着 (@25jarmusch) 2019年3月14日