あらゆる格好にスニーカーを合わせちゃうそこのあなた!白のレザースニーカーは比較的どんなファッションにも合うので1足あると超便利ですよ~♪
じゃあ、何を選べばいいのか?今回は真っ白レザースニーカーのおすすめブランドを、激安タイプもふまえつつ紹介します。
- なんにでも合うスニーカーとは!?
- K・SWISS:Classic66 ケースイス:クラシック66
- Converse コンバース
- SUPERGA スペルガ
- patrick:QUEBEC パトリック:ケベック
- Admiral:CAMBRIDGE アドミラル:ケンブリッジ
- Spring Court:G2 CLASSIC スプリングコート:G2クラシック
- Tretorn Sweden:Nylite トレトン:ナイライト
- Le Coq Sportif :ARTHUR ASHE ルコックスポルティフ:アーサーアッシュ
- Reebok:CLUB C リーボック:クラブC
- New Balance :CRT300 ニューバランス:CRT300
- adidas アディダス
- PUMAプーマ
- NIKE ナイキ
- 国内ブランド
- タナカユニバーサル
- Blueover:Mikey ブルーオーバー:マイキー
- ムーンスター:ジャガーΣ04
- まとめ
なんにでも合うスニーカーとは!?
タイプによっては、どんなファッションにも合うというわけにはいかなかったりして意外とコーディネートが難しいのがスニーカーというもの。
当ブログでおすすめする、コーデに便利なスニーカーはこんな感じ!
白
無地
レザー素材(合皮も可)
ローカット
編み上げ
ローテクシンプルでクラシックなタイプのスニーカーなら、きちんとした印象のきれいめにも……
カジュアルにも合うのだ。
これらの条件を満たすタイプがいわゆるコート系スニーカーです!
バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、テニスなどのコート競技用シューズ。コートモデルなどとも呼ばれる。
シンプルでベーシックでクラシックなコート系スニーカー。今回は白レザータイプのコート系スニーカーのおすすめブランドを紹介します!
K・SWISS:Classic66 ケースイス:クラシック66
こちらはケースイス定番モデル『Classic66』の復刻版。
デザインの特徴は5本のストライプ。アッパー(靴底以外の上部部分)素材はしわ感のある天然フルグレインレザー。しっかり紐をホールドするDリング。
Classic66は1966年、ケースイスの創立と同時に誕生した靴です。ケースイス創業者のブルナー兄弟ははスキーブーツにヒントを得て、テニスシューズにレザーを使用することを思いつきます。それが世界初オールレザーテニスシューズClassic66の誕生です。
Converse コンバース
コンバースの創業地、アメリカ・マサチューセッツ州は森や湿地帯が多く、降雪量も多い。そんな土地柄で雨や雪でも作業できるゴム底靴を開発したのがコンバースの始まりです。
ALL STAR オールスター/Chuck Taylorチャックテイラー
こちらはオールスターのレザーモデル。
1917年にバスケットボールシューズとして開発さたオールスター。アメリカでは「チャックテイラー」としておなじみ。
定番モデルに最新テクノロジーを組み合わせてマイナーチェンジするスニーカーが多いなか、オールスターは誕生当時のスタイルを守るローテク中のローテクスニーカーなのだ!
チャックテイラーとは、当時のバスケのスタープレイヤー、チャールズ・H・テイラーのこと。オールスターは世界初のバスケットシューズのシグネチャーモデルです。
JACK PURCELLジャックパーセル
こちらはジャック・パーセルのレザーモデル。
ジャック・パーセルのデザインの特徴はつま先に入ったスマイルライン。それからヒールのひげのマーク!
ジャックパーセルはセレブにも愛用されるスニーカー。ニルヴァーナのカート・コバーンや……
B.F グッドリッチ社製のジャックパーセルを履くジェームス・ディーン(ソールにグッドリッチ社のロゴ)。
発売当初はコンバースからではなくスポルディング社より販売されていました。
コンバースはアメリカでお馴染みのシューズメーカーとなりましたが、2001年には倒産。翌年ナイキに買収され現在はナイキの傘下にあります。
SUPERGA スペルガ
イタリアの代表的シューズメーカースペルガは1911年にゴム製品の製造会社としてスタート。ゴム底テニスシューズとしてのスペルガブランドは1925年から。
2750
スペルガのど定番!1929年に誕生した2750モデルはバルカナイズド製のコートスニーカー。
キャンバス生地が定番ですが、レザータイプもあります!
こちらはPUレザー。
LENDL 4832
こちらはテニスシューズとして誕生した、イワン・レンドルのシグネチャーモデル。スワロウテールロゴをパンチング加工にしてシンプルなデザインに。
1980年代の男子テニス界に君臨したチェコスロバキア出身イワン・レンドル(のちにアメリカ国籍取得)。4大大会の戦績は男子シングルス全豪2勝・全仏3勝・全米3連覇。
スペルガは1951年にイタリアを代表するタイヤメーカーPIRELLI ピレリに買収されましたが、現在はイタリアのベーシックネットグループの傘下にあります。
patrick:QUEBEC パトリック:ケベック
細身なデザイン、薄めのソール。上品な出で立ちのパトリックは大人向けスニーカーブランドといった感じ。
テニスシューズをモチーフにしたケベックはパトリックの定番モデル。パトリックのアイコンである2本ラインはパンチングで表現。アッパーは牛革スムースレザー。シンプルな外観のスニーカーです。
日本で流通しているパトリックのスニーカーはあえて日本で企画・生産することで、フランスモデルを日本人の足に合わせて再現しています。
国内最大規模のスニーカー工場を持つ兵庫県姫路市の塩谷工業の工場で、職人の手によって生み出されているのが日本のパトリックスニーカーなのだ!
Admiral:CAMBRIDGE アドミラル:ケンブリッジ
ポテッコロッとしたデザインのクラシックなケンブリッジ。アッパーはポリウレタン素材でレザー風です。
アドミラルは1914年、イギリス・レスターで靴下メーカーとして創業。ブランド名の由来は王立海軍(イギリス海軍)にラグビーシャツを供給したことだそう。
ちなみに、Admiralとは海軍大将/海軍提督のことを指します(陸空軍の大将はGeneral)。アドミラルのブランドロゴの由来は海軍大将の袖章から。
出典:Generic-Navy-O11|wikimedia commons
※イギリス海軍大将の袖章
日本ではアドミラルフットウェアとして、双日ジーエムシー株式会社がブランド展開しています。
Spring Court:G2 CLASSIC スプリングコート:G2クラシック
ソールの両サイドにエアベント(空気穴)が4個ずつ、計8個空いているのがG2のデザインの特徴。
1936年に誕生したG2は、キャンバスアッパーにゴムのソールを圧着させた画期的なスニーカーでした。
というのも、当時のフランスでの一般的な運動靴はエスパドリーユ(キャンバス生地のアッパー+ジュート縄のソール)だったので。ゴムソールのG2は格段に機動性が高まりその結果、庶民にもテニスを浸透させたという。
やがて、1960年代になるとG2は体制へのカウンターカルチャーとして若者ファッションに取り入れられるようになります。
1969年リリースのビートルズの『Abbey Road 』。一番右の白スーツ、ジョン・レノンがG2を履いています。
「街中で履くのは革靴」というそれまでの既成概念をうちやぶり、ストリートでスニーカー履いちゃうぞ!という反抗。Tシャツやデニムも同様な存在ですね~。
レザーバージョンはこちら。
Tretorn Sweden:Nylite トレトン:ナイライト
1967年誕生。トレトンの代表モデル、ナイライト!サイドにあるVラインのガルウィングが特徴です。
1976年にNYオープンで優勝したときのビョルン・ボルグが履いていたりスタン・スミスが愛用していたりと、当時のテニスシーンで重宝されたスニーカーです。
やがてナイライトは若者のファッションアイコンへ!
そしてナイライトは1980年に出版された『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』で紹介されたことにより、プレッピースタイルの定番アイテムとして全米で大ヒット!
アメリカ名門私立大学アイビーリーグに入学するための予備校「プレップスクール」に通う、白人エリート支配層に属する裕福な若者たちのこと。
オフィシャル・プレッピー・ハンドブックは「こうすればプレッピーになれる!」的なファッション、ライフスタイル、進路の指南書(プレップを賛美しているわけでなく若干いじっているところが特徴)。
プレッピーになるならマストハブ☆なアイテムとして、ラコステのポロシャツ、ブルックスブラザーズのB.D.シャツやローファー、LLビーンのトートバックなどと並んでトレトンのナイライトが紹介されたというわけ。こちらはナイライトのレザーモデル。
Le Coq Sportif :ARTHUR ASHE ルコックスポルティフ:アーサーアッシュ
1980年誕生のアーサーアッシュのシグネチャーモデルの復刻版。クレイコートでもハードコートでも対応できるよう、軽量性、快適性、柔軟性を重視。フランスのテニスシューズメーカーはクレイコートにこだわりますね……。
アーサーアッシュはスタンスミスと同時期に活躍したアフリカ系アメリカ人テニスプレイヤー。戦績は男子シングルス全米1勝・全豪1勝・全英1勝、男子ダブルス全豪1勝・全仏1勝。
黒人差別とも戦った選手で、彼の偉業をたたえ全米オープンのセンター・コートは「アーサー・アッシュ・スタジアム」の名を冠しています。
Reebok:CLUB C リーボック:クラブC
こちらはリーボックの定番CLUB C の復刻モデルCLUB C 85 ARCHIVE!
CLUB C は1985年にテニスシューズとして誕生。アッパーに衣料用の高級天然皮革(ガーメントレザー)を使用してフィッテング性を高めています。
イージートーンがヒット中のリーボックは技術力の高さを誇るブランドで、現在はアディダスグループの傘下にあります。
New Balance :CRT300 ニューバランス:CRT300
1979年に誕生したテニスシューズCT300、の復刻版であるCRT300。
ライバル社がアジアに製造拠点を置く一方、ニューバランスはアメリカやヨーロッパに製造拠点を置くので価格が高くなりがち。
それでも、抜群の履き心地を誇るのでいったん足を通すと、他のブランドに戻れなくなるという困った一面もあるのですよね~。
NBはアメリカ・ボストンで偏平足などを矯正する靴メーカーとして1906年に創立しました。ウィズ(足囲)サイズ選択を世界で初めて採用したブランドです。
1980年代まで月星化成(現:ムーンスター)が日本のライセンスを所持、販売をうけおっていました。今も強いつながりを持っているようです。
adidas アディダス
スニーカーといえば忘れてはならない、スポーツブランド界の巨人アディダス!
STAN SMITH スタンスミス
言わずと知れたスタン・スミス。アメリカ・カリフォルニア州出身のテニスプレイヤーのシグネチャーモデルです。
前身モデルはケースイスのクラシック66と同時期の1965年にリリースされたモデル「ハイレット」。こちらも、キャンバス生地が主流だったテニスシューズにレザーを投入した、当時としてはハイテクなスニーカーでした。
人気のスタンスミスですが2012年ごろに販売中止→2014年に再開します。再開後はアディダス公式モデルとABCマート限定モデルの2種類の販路から購入できるようになりました。
こちらはABCマートモデル。
ざっくりいうと、お手頃素材で作った廉価なABC限定(品番はM始まり)と、クラシックスタンスミスを忠実に再現した、高品質レザーのお高めのアディダス公式モデルといった感じ。どちらを買うか悩みどころかと思います。
販売中止になる前は価格も1万円もせず学生でも手軽に買えるスニーカーだったのですけどね……。
スタンスミス本人の戦績は男子シングルス全英1勝・全米2勝、男子ダブルス全豪1勝・全米4勝。
VALCLEAN 2 バルクリーン2
スタンスミスいいなあと思いつつも、絶対スタンスミスでなくてもいいか~。というならアディダスネオのバルクリーンはいかが?激安ですよ~。
スタンスミスと同様、パンチング加工による控えめなスリーストライプ。
ABC版スタンスミスの半額くらいの値段なのはアッパーが合皮ということもあるでしょう。ヒールにある布テープ(フルストラップ)が若干ダサいのがご愛嬌。
Super Star スーパースター
オールレザーのバスケットシューズとして1969年にリリースされたスーパースターは、またたく間にNBA選手に広まりました。スリーストライプとゴム製のシェルトゥ(貝殻状のつま先)が特徴です。
コンバースオールスターと同様、スーパースターはバスケットコートからストリートへと進出し人気が爆発します。
ストリートへスーパースターが広まるきっかけとなったのがRun-DMC。
彼らはファッションにアディダススーパースターを組み込み、自分たちらしさを主張しました。
PUMAプーマ
プーマとアディダスは兄弟喧嘩の産物です。両ブランドの前身は1924年に兄弟で立ち上げた靴製造会社「ダスラー兄弟商会」。
第二次世界大戦頃から兄弟間に亀裂が走り、兄のルドルフがプーマを、弟のアドルフがアディダスをそれぞれ立ち上げたのです。
ClydeとSuede クライドとスウェード
こちらはNBA選手ウォルト・フレイジャーのシグネチャーモデル『クライド』の復刻版。クライドの由来はウォルト・フレイジャーの愛称から。
クライドの前身モデルは、多目的なトレーニングシューズとして1968年にリリースされています。
当時のバッシュのアッパーは、コンバースオールスターのようにキャンバス素材が主流でした。
ウォルト・フレイジャーは、アッパーがスウェード素材であるクライドの前身モデルを気に入り、愛用します。
出典:プーマスウェードの歴史|ABC-MART
その流れを受け1973年に誕生したのがクライドモデルです。彼はファッションリーダーでもあったためクライドの人気も高まります。
プーマとウォルト・フレイジャーの契約終了後もクライドは「Suedeスウェード」としてサブカルシーンに定着し、ブレイクダンサーなどのヒップホップ系アーティスト御用達スニーカーに!
ヨーロッパでは"ステート/ステイツ (State)”としておなじみのスウェード。
フラットで肉厚なソールが床やボードをよく噛むのでブレイクダンサーやスケーターに重宝されたのだと思われる。
1982年に製作されたアメリカ、ヒップホップ黎明期の映画『Wild Styleワイルド・スタイル』。
ブレイクダンサーたちはスウェードの他に、コンバースオールスターのハイカットやアディダススーパースターも愛用している様子。ローテクスニーカー花盛り☆
1992年リリースのBeastie Boys『Check Your Head』。一番左のAd-Rockが履いているのがスウェードです。
ぱっと見、見分けがつきにくいクライドとスウェードですが、ヒール部分のキャットマークの有無や、フォームストライプのデザインなど微妙に違いがあります。
テニス用コートスタイルスニーカー
テニス用のコートスニーカーをざくっと紹介してプーマのくだりは終わりにします!
Court Point Vulc V2コートポイントバルクV2。テニスシューズをベースにしたコートスニーカー。アッパーは合皮。
COURT STARコートスター。こちらもテニスシューズがベースのコートスニーカー。アッパーは天然皮革。フォームストライプはパンチング加工になっています。
1974年に発表したテニスコレクションのMATCHマッチをベースにしたマッチ74。フォームストライプはパンチング加工。両サイドに横方向のレザーオーバーレイで補強。アッパーは天然皮革です。
NIKE ナイキ
1964年に創立されたナイキはアディダスやプーマと比べ歴史は浅いものの、今や多国籍な巨大企業。
tennis classic テニスクラシック
1980年全英男子シングルスのビョルン・ボルグ対ジョン・マッケンローの決勝戦は今でも語り草になっています。