【コート系スニーカー】白レザースニーカーおすすめブランド

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白のレザースニーカーは幅広いファッションに合うので1足あると超便利ですよね~♪

特にシンプルでベーシックな『コート系スニーカー』は、あらゆる格好にスニーカーを合わせたい派にぴったり!

【コート系スニーカーとは】
バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、テニスなどのコート競技用のゴム底運動靴。ハイテクスニーカーが出現する前のクラシックなデザインのスニーカー。コートモデルなどとも呼ばれる。


というわけで。今回はコート系スニーカーのおすすめブランドを紹介します。

Converse ALL STAR(コンバース オールスター)

こちらはオールスターのレザーモデル。 コンバースの創業地、アメリカ・マサチューセッツ州は森や湿地帯が多く、降雪量も多い。そんな土地柄で雨や雪でも作業できるゴム底靴を開発したのがコンバースの始まりです。

1917年にバスケットボールシューズとして開発さたオールスターは、アメリカでは「チャックテイラー」としておなじみ。

定番モデルに最新テクノロジーを組み合わせてマイナーチェンジするスニーカーが多いなか、オールスターは誕生当時のスタイルを守るローテク中のローテクスニーカーなのだ!

Converse JACK PURCELL(コンバース ジャックパーセル)

こちらはジャック・パーセルのレザーモデル。

ジャック・パーセルのデザインの特徴はつま先に入ったスマイルライン。それからヒールのひげのマーク!

ジャックパーセルはセレブにも愛用されるスニーカーです!ニルヴァーナのカート・コバーンや……

ジェームス・ディーンなどなど……。
※B.F グッドリッチ社製のジャックパーセルを履くジェームス・ディーン(ソールにグッドリッチ社のロゴ)。


発売当初はコンバースからではなくスポルディング社より販売されていました。

Spring Court G2 CLASSIC(スプリングコート G2クラシック)

こちらはレザーバージョン。ソールの両サイドにエアベント(空気穴)が4個ずつ、計8個空いている。これがG2のデザインの特徴です。

1936年に誕生したG2は、キャンバスアッパーにゴムのソールを圧着させた画期的なスニーカーでした。

というのも、当時のフランスでの一般的な運動靴はエスパドリーユ(キャンバス生地のアッパー+ジュート縄のソール)だったので。ゴムソールのG2は格段に機動性が高まりその結果、庶民にもテニスを浸透させたという。

やがて、1960年代になるとG2は体制へのカウンターカルチャーとして若者ファッションに取り入れられるようになります。

※1969年リリースのビートルズの『Abbey Road 』。一番右の白スーツ、ジョン・レノンがG2を履いています。

「街中で履くのは革靴」というそれまでの既成概念をうちやぶり、ストリートでスニーカー履いちゃうぞ!という反抗。Tシャツやデニムも同様な存在ですね~。

Tretorn Sweden Nylite(トレトン ナイライト)

1967年誕生。トレトンの代表モデル、ナイライト!サイドにあるVラインのガルウィングが特徴です。こちらはナイライトのレザーモデル。

1976年にNYオープンで優勝したときのビョルン・ボルグが履いていたりスタン・スミスが愛用していたりと、当時のテニスシーンで重宝されたスニーカーです。

やがてナイライトは若者のファッションアイコンへ!

ビリー・ジョエルも愛用。1978年発表の『ニューヨーク52番街』。

Reebok CLUB C(リーボック クラブC)

こちらはリーボックの定番CLUB C の復刻モデルCLUB C 85 ARCHIVE! CLUB C は1985年にテニスシューズとして誕生。

アッパーに衣料用の高級天然皮革(ガーメントレザー)を使用してフィッテング性を高めています。

2018年リリース、トロイ・シヴァンの『Dance to This』。アリアナ・グランデがCLUB C 85を履いてます!

リーボックファンだというアリアナ。2017年にブランドアンバサダーに就任してるのでその関連かもしれませんね。

リーボックは技術力の高さを誇るブランド。現在はアディダスグループの傘下にあります。

K・SWISS Classic66(ケースイス クラシック66)

※こちらはケースイス定番モデルClassic88。クラシック66をシュッとさせた改良版。1988年に発表したモデルなので88です

デザインの特徴は5本のストライプとしっかり紐をホールドするDリング。アッパー(靴底以外の上部部分)素材はしわ感のある天然フルグレインレザーです。


Classic66は1966年、ケースイスの創立と同時に誕生しました。創業者のブルナー兄弟はスキーブーツにヒントを得て、テニスシューズにレザーを使用することを思いつきます!それが世界初オールレザーテニスシューズClassic66の誕生です。

adidas Super Star(アディダス スーパースター)

オールレザーのバスケットシューズとして1969年にリリースされたスーパースターは、またたく間にNBA選手に広まりました。スリーストライプとゴム製のシェルトゥ(貝殻状のつま先)が特徴です。

コンバースオールスターと同様、スーパースターはバスケットコートからストリートへと進出し人気が爆発します。

ストリートへスーパースターが広まるきっかけとなったのがRun-DMC。

彼らはファッションにアディダススーパースターを組み込み、自分たちらしさを主張しました。

adidas STAN SMITH(アディダス スタンスミス)

こちらはABCマートモデル。 白レザースニーカーといえば絶対にハズせないスタン・スミス!アメリカ・カリフォルニア州出身のテニスプレイヤーのシグネチャーモデルです。
the.the25-item.com

ABCモデルとadidas公式モデル の違い

人気のスタンスミスですが2012年ごろに販売中止→2014年に再開します。再開後はアディダス公式モデルとABCマート限定モデルの2種類の販路から購入できるようになりました。

ざっくりいうと、お手頃素材で作った廉価なABC限定(品番はM始まり)と、クラシックスタンスミスを忠実に再現した、高品質レザーのお高めのアディダス公式モデルといった感じ。どちらを買うか悩みどころかと思います。

販売中止になる前は価格も1万円もせず学生でも手軽に買えるスニーカーだったのですけどね……。

patrick QUEBEC(パトリック ケベック)

テニスシューズをモチーフにしたケベックはパトリックの定番モデル!パトリックのアイコンである2本ラインはパンチングで表現。アッパーは牛革スムースレザー。シンプルな外観のスニーカーです。

細身なデザイン、薄めのソール。上品な出で立ちのパトリックは大人向けスニーカーブランドといった感じ。

日本で流通しているパトリックのスニーカーはあえて日本で企画・生産することで、フランスモデルを日本人の足に合わせて再現しています。

Le Coq Sportif ARTHUR ASHE(ルコックスポルティフ アーサーアッシュ)

アーサーアッシュはスタンスミスと同時期に活躍したアフリカ系アメリカ人テニスプレイヤーです。

こちらは1980年誕生のアーサーアッシュのシグネチャーモデルの復刻版。クレイコートでもハードコートでも対応できるよう、軽量性、快適性、柔軟性を重視。

フランスのテニスシューズメーカーはクレイコートにこだわりますねぇ……。


アーサー・アッシュは黒人差別とも戦った選手で、彼の偉業をたたえ全米オープンのセンター・コートは「アーサー・アッシュ・スタジアム」の名を冠しています。

Admiral CAMBRIDGE(アドミラル ケンブリッジ)

ポテッコロッとしたデザインのクラシックなケンブリッジ。アッパーはポリウレタン素材でレザー風です。

アドミラルは1914年、イギリス・レスターで靴下メーカーとして創業。ブランド名の由来は王立海軍(イギリス海軍)にラグビーシャツを供給したことだそう。

f:id:jarmusch:20180920144303p:plain出典:Generic-Navy-O11|wikimedia commons
※イギリス海軍大将の袖章

ちなみに、Admiralとは海軍大将/海軍提督のことを指します(陸空軍の大将はGeneral)。アドミラルのブランドロゴの由来は海軍大将の袖章から。

New Balance CRT300(ニューバランス CRT300)

1979年に誕生したテニスシューズCT300、の復刻版であるCRT300。

ライバル社がアジアに製造拠点を置く一方、ニューバランスはアメリカやヨーロッパに製造拠点を置くので価格が高くなりがち。

それでも、抜群の履き心地を誇るのでいったん足を通すと、他のブランドに戻れなくなるという困った一面もあるのですよね~。

PUMA Clyde(プーマ クライド) 

こちらはNBA選手ウォルト・フレイジャーのシグネチャーモデル『クライド』。クライドの由来はウォルト・フレイジャーの愛称から。

クライドの前身モデルは、多目的なトレーニングシューズとして1968年にリリースされています。

当時のバッシュのアッパーは、コンバースオールスターのようにキャンバス素材が主流でした。

ウォルト・フレイジャーは、アッパーがスウェード素材であるクライドの前身モデルを気に入り、愛用します。 f:id:jarmusch:20180920144306j:plain 出典:プーマスウェードの歴史|ABC-MART

その流れを受け1973年に誕生したのがクライドモデルです。彼はファッションリーダーでもあったためクライドの人気も高まります。

PUMA Suede(プーマス ウェード)

プーマとウォルト・フレイジャーの契約終了後もクライドは「Suedeスウェード」としてサブカルシーンに定着。ブレイクダンサーなどのヒップホップ系アーティスト御用達スニーカーに!

ヨーロッパでは"ステート/ステイツ (State)”としておなじみのスウェード。

フラットで肉厚なソールが床やボードをよく噛むのでブレイクダンサーやスケーターに重宝されたのだと思われる。

1982年に製作されたアメリカ、ヒップホップ黎明期の映画『Wild Styleワイルド・スタイル』。

ブレイクダンサーたちはスウェードの他に、コンバースオールスターのハイカットやアディダススーパースターも愛用している様子。ローテクスニーカー花盛り☆

1992年リリースのBeastie Boys『Check Your Head』。一番左のAd-Rockが履いているのがスウェードです。

ぱっと見、見分けがつきにくいクライドとスウェードですが、ヒール部分のキャットマークの有無や、フォームストライプのデザインなど微妙に違いがあります。

NIKE BRUIN(ナイキ ブルイン/ブルーイン)

1972年にリリースされたブルイン。ナイキがバスケット市場に初参入した商品です。

ちなみにブルインの由来は当時のアメリカ、大学バスケ最高峰ジョン・ウッデンのチーム、ブルーインズから来ています。

NIKE Blazer(ナイキ ブレイザー)

1972年にブルインとともにデビューしたブレイザー。

ブレイザーの名前の由来はナイキの創業者フィル・ナイトの故郷のバスケチームから。

プーマのクライドやスウェードと同様、クラシックバッシュはB-Boysやスケーターに愛用される傾向があるようですねぇ。

【番外編】激安!adidas Advantage Base Shoes (アディダス アドバンテージベース)

スタンスミスいいなあと思いつつも、絶対スタンスミスでなくてもよくね?という人にはアドバンテージベースはいかが?激安ですよ~。

スタンスミスと同様、パンチング加工による控えめなスリーストライプ。

ABC版スタンスミスの半額くらいの値段なのはアッパーが合皮ということもあるでしょう。

着回すならコート系スニーカー!

これらの条件を満たすタイプがいわゆるコート系スニーカーです!ローテクスニーカーってやつですね。


特に昔のテニスシューズはコート系スニーカーのイメージぴったり。著名なテニスプレイヤーとのコラボによる名作も多いのです。

  • スペルガ レンドル 4832→イワン・レンドル

  • ルコックスポルティフ アーサーアッシュ→ アーサー・アッシュ

  • アディダス スタンスミス→スタン・スミス

  • ナイキ フォレスト・ヒルズ→ジョン・マッケンロー

彼らがどんだけスゴイのか4大大会の戦績を載っけときます。

  • イワン・レンドル:男子シングルス全豪2勝・全仏3勝・全米3連覇
  • アーサー・アッシュ:男子シングルス全米1勝・全豪1勝・全英1勝、男子ダブルス全豪1勝・全仏1勝
  • スタン・スミス:男子シングルス全英1勝・全米2勝、男子ダブルス全豪1勝・全米4勝
  • ジョン・マッケンロー:男子シングルス全英3勝・全米4勝、男子ダブルス全英5勝・全米4勝、混合ダブルス全仏1勝

トレトンナイライトとプレッピースタイル

トレトンのナイライトは、『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』で紹介されたことにより、プレッピースタイルの定番アイテムとして全米で大ヒットしました!

【プレッピーとは?】
アメリカ名門私立大学アイビーリーグに入学するための予備校「プレップスクール」に通う、白人エリート支配層に属する裕福な若者たちのこと。

1980年に出版されたオフィシャル・プレッピー・ハンドブックは「こうすればプレッピーになれる!」的なファッション、ライフスタイル、進路の指南書(プレップを賛美しているわけでなく若干いじっているところが特徴)。

プレッピーになるならマストハブ☆なアイテムとして、トレトンのナイライトが紹介されたというわけ。

『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』で紹介されてる定番アイテムを挙げときます。

【プレッピーマストハブ☆アイテム(その1:靴編)】

  • ブルックス・ブラザーズのローファー

  • L.L.ビーンのラバーラバーモカシン

  • トップサイダーのデッキシューズ

  • トレトンのスニーカー

  • バスのweejuns    

  • グッチのビットローファー 

  • ホワイトバックス

  • ウィングチップ

  • エナメルのパンプス

【プレッピーマストハブ☆アイテム(その2:靴以外編)】

  • ラコステのポロシャツ

  • マドラスチェックのシャツ

  • ブルックス・ブラザーズのBDシャツ

  • LLビーンのトートバック

  • クレイジーマドラスのボタンダウンシャツ

ナイキと日本の意外なつながり

1964年に創立されたナイキはアディダスやプーマと比べ歴史は浅いものの、今や多国籍な巨大企業。

ナイキの歴史はナイキの創業者フィル・ナイトが日本で出会ったオニツカタイガー(現アシックス)に惚れ込み、アメリカでの販売権を取得するところから始まります。

※ナイトの自伝『SHOE DOG』。amazonビジネス書大賞2018、大賞とのことです。

オニツカとの雲行きが怪しくなり、ナイキの生き残りをかけてオリジナルスニーカー販売にふみきるときに資金提供を受けたのが日商岩井(現:双日)。

その際も日本ゴム(現:アサヒシューズ)の工場で靴の製造を行いました。ナイキはもともと日本との縁が深いブランドなのです!

ナイキとジョン・マッケンロー

1980年全英男子シングルスのビョルン・ボルグ対ジョン・マッケンローの決勝戦でマッケンローが履いていたのが「フォレスト・ヒルズ」。

フォレスト・ヒルズのクラシックなテニスシューズの流れは『テニスクラシック』に受け継がれています。

フォレスト・ヒルズは現在、販売されていませんが、しばしば復刻されるのでまた登場するかもしれませんね~。

右がマッケンロー。白のアッパーに水色のスウッシュが入ったフォレスト・ヒルズを履いています。

ちなみに左のボルグはイタリアブランドのディアドラを履いてます。

「悪童」wwwことマッケンロー

ジョン・マッケンローは1980年代を代表するテニスプレイヤー。

フィル・ナイトがひと目で彼に魅了され、ナイキのシューズを履かせることにしたのもなんとなくわかるような気がします。

1980年、1981年の死闘からの衝撃のCMを貼っときますwww

まとめ

白スニーカーは清潔感が身上。本革のお気に入りを手入れしながら大事に履くもよし。扱いが手軽な合皮を短いスパンで買い替えていくもよし。自分なりの白スニーカーとの付き合い方をみつけてみては?

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