ファッションがわからない。
ホントは……。むしろファッションなんてわかりたくもない!!!
チャラいヤツ嫌い!!
見た目ばかり気を使って中身ないくせになんか得してるヤツ嫌い!!
でも。
いくらファッションに興味が持てなかったり苦手だったりしても。
自分は他人のファッションに評価を下さないとしても。
他人からは勝手にファッションをジャッジされ。価値があるとかないとか。評価がくだされてしまうものなのです。
ムナクソ悪いですよね。
残念ですが。ある程度までは、ファッションレベルをひきあげておいた方がよさそうです。あなたのためにも。まわりのためにも。
- 洋服、何買えばいいかわからない!
- 押さえるべきポイントがわからない!
- 女子ウケするファッションがわからない!
- 友達から言われる「ダサい」とは実際どういうことなのかわからない!
- ファッション誌の読み方がわからない!
- 流行がわからない!
- オシャレな人のセンスがわからない!【逆に】【あえて】【ハズシ】の謎
- 自信満々で買った服がダサいと言われる理由がわからない!
- よかれと思って組んだコーデがダサいと言われるのがわからない!
- 服屋の店員がコワくて対応がわからない!
- ファッションがわからない人がホントに欲しい物って?
- ファッションにまつわる「三大わからない」
- 「ファッションがわからない」解決法
- 定番ばかりだと自分らしさが出せないのでは??
- まとめ
洋服、何買えばいいかわからない!
ファッションがわからない人が求めるのは無難!さらなる本音はモテたい!!!といったところではないでしょうか。
では、それらをかなえるアイテムをまずそろえましょう。着まわしのきく定番がおすすめです。
【とりあえずそろえたい!基本アイテム10個】
- Tシャツ
- 白シャツ
- テーラードジャケット
- カーディガン
- Pコート
- デニム
- チノパン
- 白スニーカー
- チャッカブーツ
- トートバッグ
コチラの記事でアイテムと着まわしを解説しています!
定番アイテムばかりをそろえる良さは、適当にピックアップして組み合わせても変にならないところです。
白シャツ×クロップドパンツ×デッキシューズ
無難なファッションには定番が欠かせない!
特に男性は女性より定番がはっきりしています。まずはそれらを集めましょう。
紹介した10個のアイテムはこんなルールで選んでます。
■シンプルなデザイン
■無地
■基本色(黒、ネイビー、グレー、カーキ、ベージュ、ブラウン)
押さえるべきポイントがわからない!
ファッション初心者向けのポイント
・サイズ感大事
・髪型大事
・試着大事
・スタイリング大事
アイテム選びがうまくいってもサイズがあってないとダメ。意外と印象が強いのがヘアスタイルだし。
実際に服が似合うかどうかは試着してみないとわからない。それから、ただただ普通に着ればいいわけではなくてどう着こなすかが大事。
初歩的な話ですが、これらのポイントを知っておくとだいぶ違う。
ちなみにこれは『ファッション・ライフのはじめ方』というファッション初心者向けの本で紹介されている、めっっちゃ大事なポイントなのだ。
女子ウケするファッションがわからない!
女性は他人のことを減点法で採点しています。つまり、ファッションでの女子ウケは「いらんことしない」。これにつきるのです。
だから、女子ウケファッションを狙うなら、女子ウケ悪いファッションをしなければよい!
【女子ウケ悪い男のファッションあるある】
- 必要のないデザイン性がプラスされている
- 清潔感がない
- だらしない
- ファッションに無頓着
- ファッションにこだわりすぎ
- 男らしすぎる
- 女子っぽい
- サイズ感がおかしい(ぴちぴち・ダボダボ)
- 年齢不相応(子どもっぽい・オジサンぽい
- 背伸びし過ぎの身分不相応なファッション
- TPOに合っていない
これらの女子ウケ悪い要素を回避することで、減点方式の女子にとってまあまあ満足度の高いファッションとなるというわけです。
女子のいう「ダサい」「ダサくない」判定の基準は、実は女子にとってメリットのある男かどうか。自分を幸せにしてくれる男かどうかです。
女子たちは能力のある男か、メリットのある男かどうかをファッションから読み取っているのですね。
逆に言うと、ファッションを使えば自分の能力以上の自分へとイメージ操作ができるわけでもあるので。ぜひ、研究してみてください。
友達から言われる「ダサい」とは実際どういうことなのかわからない!
女子ウケと男子ウケは違う。というか、そもそも男子は他人のファッションなんてよく見てない。
でも、そんな同性からでも「お前ダサいな」なんて言われるとキツイわけです。男子からくらう「ダサい」はマウンティングであり、「お前は仲間ではない」通告でもあるので。
男子からくらう「ダサい」への対応策は、無難が安全パイです。女子からくらうダサいにはきめ細かさが必要ですが男子はそこまでしなくていい。心構えがしっかりしてれば大丈夫~!
友人やまわりの人からオジサンぽいと言われて意味がわからない人は、こちらで検討してみてください。
ファッション誌の読み方がわからない!
ファッションがわからないから、とりあえずファッション誌を手にとって見る。でも、読み慣れている人にはいいのですが、読み慣れていない人にとっては……
- モデルがスタイルのよいイケメンばっかで参考にならない
- 謎のファッション用語に心くじかれる
- 着こなしやアイテムの差が読みとれず、みんな同じに見える
こんな感じで読み方がわからんという人も多いのでは!?
でもわからないからって利用しないのはもったいない!
ファッション誌読み方わからない問題については。こんなカンジで解決してみてください。
- 気に入ったコーデがあったら、手持ちのアイテムでをまねてみる
- 気になるアイテムがあったら店に見に行く
- ファッション誌を見たうえでオシャレな友人のファッションをチェックする
ある程度の情報を仕入れたら、お店で見る洋服や友達の着こなしについての見方も変化すると思いますよ。
ファッション誌読むのを挫折させる、謎のファッション用語をいくつか解説してみました!
流行がわからない!
男子のファッションは女子ほど流行がはげしくない。
流行については、デザインやサイズなどの点でメーカーやブランド側が適度に商品に反映してくれているので、 新しいものを買うかぎりある程度は流行にのってます!
それに。流行は小物選びや、着こなしなどで対応できます。
ファッションがわからないというのなら、あまり流行を追いまくることはせず、ほどほどに取り入れる。
- 街のオシャレさんをチェックする
- たまにファッション誌をパラパラ眺める
無難ファッションはこんなもんでOKです。
オシャレな人のセンスがわからない!【逆に】【あえて】【ハズシ】の謎
ファッションわからない人には皆目検討つかないセンスというもの。
オシャレな人はバランス上手!「相反する概念の片方だけに偏っているなあと感じたら、逆側にも振る」ということを、無意識にやってたりします。
セオリーどおりキメキメだったり、同じイメージで完璧に統一していくのが、なんだかつまんない。ダサい。っていうセンス。
その心理は【逆に】【あえて】【ハズシ】という言葉にあらわれていたりします。
センスの一端、かいまみたくありません?コチラの記事では男度・女度というポイントからバランスのとり方を説明しました!
自信満々で買った服がダサいと言われる理由がわからない!
カッコよく思われようとして買った服がなぜダサいと言われるのか。
それはファッションに自信のない先人たちが、同じようなコンプレックスを抱えて同じようなアイテムを買ってしまうからです。
【ファッション苦手さんが持ちがちな心理】
- ファッションについてはよくわからない
- そうはいってもダサいと思われるのはイヤ
- ちょっとくらいおしゃれに思われたい、カッコいいと思われたい
- でもキレッキレのおしゃれアイテムにいくのはなんだか恥ずかしい
ファッション下手な属性の集団がこぞって同じようなモンを着ると、そのアイテム自体が「ダサい」という烙印を押されてしまう。
それが、カッコよく思われようとして買った服がダサいと言われることの正体です。
よかれと思って組んだコーデがダサいと言われるのがわからない!
頑張って無難なアイテムを集めた。でも、組み合わせでダサいと言われるパターンもある。
【NGコーデの例】
- 軍人コーデ
- デニムonデニム
- ワントーンコーデ
- 全身真っ黒コーデ
- 休日のお父さん風
- ポロシャツ×上着
- 差し色同士
- 長め丈白靴下×サンダル
- 夏休みの小学生風
次から次へと落とし穴。ファッションは気が抜けん。
服屋の店員がコワくて対応がわからない!
なんとなくファッションがわかってきたところで。いざ、洋服屋に行こうともやっぱショップ店員怖い&苦手だわってこともあるかと思います。
コワイ&苦手な理由を分類するとこんなカンジじゃないでしょうか。
・ゆっくりアイテムを見たいのに声をかけてくる
・声をかけられてもどう対応すればいいのかわからない
被害妄想・コミュ障
・イケている店員からダサいと思われていそうでつらい
・声をかけられると緊張する
・そもそも人見知りだ
罪悪感
・声をかけられて無視するのもなんか悪い
・何も買わず店を出ることが気まずい
・試着をすすめられると断りにくい
・試着したあと断れない
服屋の店員はテンプレで対応できます!!
店員からの声かけをパターン別にするとざっとこんなカンジ。
-
次のアクションへ促す一言
-
商品情報のアナウンス
-
店員の感想、商品の着用状況、ワードローブ
これらの店員からの声かけに、パターン別でテンプレ対応していけばOK!
いやオレは試着が問題なんだっ!て人はコチラをどうぞ。
ファッションがわからない人がホントに欲しい物って?
ファッションがわからない。なんならファッションの何についてわからないのかすらわからない!!!「何がわからないのかわからない」は、なかなかの困りものです。
でもちょっとまってください。
確かにファッションはわからないけど、本当の望みは、ファッションがわかることではなかったりしませんか。
- ファッションがわかる度合いはそこそこでいい。ガチである必要はない
- 標準的なファッションにしたい(でもなにが標準かはわからない)
- ダサいと言われなければ、バカにされなければ、それでいい
- おしゃれと思われなくてもいい
- でも多少はモテたい
つまり、ファッションをわかった次の段階が欲しいんじゃありません?
求めるのは無難!さらなる本音はモテたい!!!
ファッションにまつわる「三大わからない」
なぜ「ファッションわからない」の解決はムズいのか。それは原因がこんがらがっているから。
- 洋服選びに失敗しているから、コーディネートがうまくいかない
- コーディネートが組めないから、どんな洋服を買い足せばいいのかわからない
- 流行がわからないから、どの服を選べばいいのかわからない
- 流行の服をすすめられて買ったが、手持ちの服に合わせられない
整理すると、だいたい以下の「三大わからない」にまとまるのだ!
・どの服を買えばいいのかわからない【選択】
・コーディネートの組み方わからない【組み合わせ】
・流行がわからない【今と過去の差を認知する能力】
「ファッションがわからない」解決法
1.ファッションの全体像をざくっとつかむ
2.基本的なアイテムを集める
3.基本的なアイテムのコーデやスタイリングを知る
だから次の3つを、できれば同時に進める必要があります。
- 情報収集
- アイテムをそろえる
- 着こなしのトライ&エラー
無難なラインを「そこそこ」と言うのなら、ファッションの全体像をざくっとつかみ、定番をそろえ、着まわしていくという手順で「そこそこ」を目指すのが合理的なはず!
ファッションの全体像をつかむ
我々は目の前の洋服や今の流行が載るファッション誌など、普段は近視眼的にしか洋服を見ていません。
無駄なことしないためにも、まずは俯瞰で見る!
俯瞰で見るにはどうしたらいいのか。本の恩恵を受けましょう。
3冊紹介してますが、『ファッション・ライフのはじめ方』だけでも読んでみてください。
基本的なアイテムを集めよう
このブログは25着の定番アイテムをおすすめしています。必要最小限なアイテムでオールシーズン着まわすのだ(かなり少ないけども)!!
靴 | チャッカブーツ、スニーカー、ワークブーツ、レザーサンダル、デッキシューズ |
ボトムス | チノパン、カーゴパンツ、デニム、クロップドパンツ、ショートパンツ |
トップス(半袖) | Tシャツ(白・紺)、ポロシャツ、半袖OXシャツ |
トップス(長袖) | 白シャツ、デニムシャツ、ピンクシャツ、ニットプルオーバー |
軽アウター | テーラードジャケット、カーディガン、ショールカラーカーディガン、ダウンベスト |
重アウター | Pコート、ミリタリージャケット(M-65) |
あとはトライ&エラー!基本アイテムの着こなしを知る
基本的なアイテムを集めたら、コーデのパターンを覚えましょう。
ひとつのアイテムでも、結構多様な着こなしや着まわしが可能です。特に超定番アイテムでもある、白シャツや白Tの万能ぷりったら……。
というわけで、少ない定番アイテムでコーデを組むコツをつめこんだ記事はコチラ!
定番ばかりだと自分らしさが出せないのでは??
わかります。「量産型男子大学生みたい」とか影で言われてたらどうしよう。
なんてね。
でも、基本的なアイテムがない状態でいきなり自分らしさを出し、かつモテよう!だなんて、ファッション苦手な人にはかなり難易度が高い。
それに、定番ばかりだと自分らしさが出ないというわけでもありません。自分らしさが出るポイントは結構ある。
定番ばかりでも自分らしさは出せる!
- 着こなし、スタイリング
- 小物遣い
- ヘアスタイル
- 本人の肌質骨格キャラクターetc.
同じ洋服を着ても、人によって雰囲気が全然違ったりしますよね!
スタイリングやコーディネートの面白いところは、ちょっとしたことでガラッと雰囲気が変わるのところだったりします。 着こなし大事!
例えば、秋冬はストールの色や柄を工夫してもいいし。
まとめ
自分とファッションについて考えるとき
「今の自分はどう足かいてもこういうスペックなんだから、さてこれからどうしよう」という開き直りのような、あきらめのような境地が大事なのだと思います。
「俺が俺が」で頭いっぱいだとうまくいかないのですよね。仕事も人間関係も。ファッションも同じです。中二病な状態から精神的な成熟へブレイクスルーするべし。
自分を客観的に知る、ことが自分を手放すことになる。
ファッションとのつきあいはおそらく長い旅になると思いますが、楽しい旅になれるようお力添えできたら本望です!