カーゴパンツは数あるボトムスのなかでも着まわし力抜群。着回しを考える必要すらないアイテムだとも言えます。
今回は、カーゴのコーデやコツ、カーゴと組み合わせると危険なアイテムなどなど、カーゴパンツについてご紹介します！
最強アイテム！カーゴパンツの着こなし
カジュアルスタイルなら、なにに合わせようが問題のないカーゴパンツ。
シャツやＴシャツを一枚さらっとあわせる。
テーラードジャケットやPコートを羽織ってきちんと感を出す、などなど。
チノパンやデニムと同じような感覚でカジュアルにはきこなしましょう！
カーゴパンツ×トップス
ポロシャツ、Tシャツ、シャツ、ニット。なんでも来い！夏はロールアップして足元を軽く、涼しげに。
カーゴパンツ×軽アウター
テーラードジャケット｜カーディガン｜ショールカラーカーディガン｜ダウンベスト
アウターを組み合わせると、カーゴパンツの印象が薄まります。カジュアルスタイルならば、カーゴは合わせるアイテムを選ばないので、あえて男クサくしてみたり、きれいめにまとめてみたり楽しんでみてください。
カーゴパンツ×重アウター
ミリタリージャケット｜Pコート
冬にも便利なカーゴパンツ。
カーゴパンツ×各シューズ
サンダル｜白スニーカー｜デッキシューズ｜チャッカブーツ｜ワークブーツ
合わせる靴も特に注意することもありません。
カーゴパンツとは？
そもそもカーゴパンツとはこんなアイテム。
- 貨物船で荷役作業などをする人たちの間で使われるようになった作業用パンツ
- 6ポケット
- ひざ上左右のポケットがデザインの特徴
- 丈夫な布地
※カーゴcargoとは貨物のこと。
デニムパンツと同様、元は労働者の作業用ズボン。なのでカーゴには次のようなイメージがあります。
- ラフ、カジュアル
- 男らしさ
- 無骨、頑健
では、そんなラフで男らしいイメージのあるカーゴパンツを履くコツをぜひとも押さえておきましょう！
着こなしのコツ→トゥーマッチなアイテムはバランスコントロール！
いちいち何を合わせるか考える必要がない、ありがた～いカーゴパンツ。でも、カーゴの持つイメージから多少気をつけたいポイントはあります。
どうもファッションというものは、一定の方向にものごとがかたよるのを嫌う傾向があるようで。女子ウケという観点からも同様で、一定の方向にかたよったファッションは女子から嫌われる傾向にあります。
「ダサい男」判定の根拠とは？女子ウケ悪いファッションの傾向と対策！
男度←→女度をコントロール
カーゴは「男くささ」が魅力。でも、男くささも塩梅をまちがえると、好感度が下がってしまう。
過剰な男らしさが求められていないこともある。女性の気持ちをおいてけぼりにした「男が考える男らしさ」に突っ走ることや、男性優位を連想させるマッチョイズムが透けて見え嫌われる、ということもあるでしょう。
例えば、カーゴ以外のアイテムも男性らしいもので固めて男くささをこじらせると、女子ウケからは離れていく。つまり、カーゴパンツのコーディネートのコツはカーゴパンツが持つ「男くささ」のバランスをとること！
デニムシャツを合わせて男らしく着こなすのもかっこよいけど、あえてピンクシャツを着て、かわいらしさをプラス！
やさしげな襟なしカーディガンを羽織って男らしさを中和。
ざっくりとしたショールカラーカーディガンを羽織ってリラックスムードに。休日のお父さんっぽいショールカラーカーディガンで中性化をはかる。
各アイテムで男らしさ、女らしさの度合いが違います。カーゴパンツの男くささのバランスをとりたいなら女度の高いアイテムを組み合わせましょう。
ファッションセンス解明します！男度女度からつかむコーデのコツ
■□カーゴパンツ着こなしのコツ□■
カーゴパンツの持つ男くささをコントロールする！
カジュアル←→きちんと感
もとは作業着で、ラフさやカジュアルさがカーゴパンツの魅力ですが、カーゴにカジュアルなアイテムばかり組み合わせてもこれまたトゥーマッチに。組み合わせるアイテムも作業着系だと若干だらしなくみえてしまう。
作業着系アイテムの例
- デニムシャツ、ダンガリーシャツ
- ネルシャツ
- ワークブーツ
- スニーカーetc.
デニムシャツやネルシャツなんかはついついカーゴに合わせがちなアイテムですが、とたんにカジュアル一辺倒になり、幼い印象やだらしない印象になりかねない。
トゥーマッチにしないためには、次のようなきちんとアイテムと組み合わせるなど。
チャッカブーツ｜白シャツ｜テーラードジャケット｜Pコート
テーラードジャケットと組み合わせてきちんと感をUP。さらに、ニットタイをプラスしてもよし。
冬はチェスターコートやPコートなどのきれいめアウターと組み合わせる。
やはり好印象なのは白シャツ。カーゴに白シャツを持ってくると、清潔感やきちんと感がプラスされ、いいぐあいのバランスに。
靴も、カジュアルなスニーカーよりは、チャッカブーツやローファーなどきちんと感のあるものを合わせると大人っぽいコーデになります。
個人的な好みですがダウンベストがオススメ☆ カジュアルだけど……
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また、ビジネスカジュアルやジャケパンスタイルに、あえてブラックやネイビーのカーゴパンツを合わせるのも大人の遊び心感があって素敵なんじゃないでしょうか！
■□カーゴパンツ着こなしのコツ□■
作業着系アイテムでまとめてだらしなくならないよう、バランスをとる！
軍人感をコントロールすべし！軍パン・M-65フィールドパンツNGコーデ
ちまたに出回る軍パン・カーゴパンツの元ネタであるM-65フィールドパンツ。M-65フィールドジャケットのボトムスにあたるパンツです。
M-65は寒冷地にも対応するモデルで、ジャケットもパンツも中にライナーを仕込む仕様になっています。だから、パンツの本来のデザインは股上深め、幅広でゆったりしています。
ですが、カーゴパンツもストリートに定着するうち次第にデザインも変更され、現在、市場に流通するカーゴパンツは、タイトなシルエットのものが主流になっています。
カーゴはミリタリーアイテムの印象も大きいので、これもまたトゥーマッチにならないようにしたい。
特にカーゴ以外のアイテムもミリタリー系で固めてしまうと、サバゲーに行くorコスプレしてるみたいになりかねない。街中で歩いたらまわりの人に警戒される服装です。
【25着アイテムで軍人っぽくなるもの】
- カーゴパンツ
- M-65ミリタリージャケット
- ワークブーツ
- 紺Ｔシャツ
紺Ｔ×カーゴパンツ×ワークブーツのブーツイン。
NGコーディネート：全身真っ黒コーデやら軍人やら休日のお父さんやら…
オリーブグリーンのM-65ミリタリージャケットにオリーブグリーンのカーゴパンツ。
ワッチキャップをかぶると、より“らしく”なるゾ！
ミリタリーアイテムは1日2個まで、などと制限をかけた方がよいのかもしれません。
ちなみに、このブログでおすすめするミリジャケのカラーは黒かネイビーなので、それを選ぶ限りはなんとかセーフだと思いますよ。
【軍人ぽくしないための対策】
- 他アイテムの力を借り、きちんとorきれいめ感or女度を高くする。
- 色選びに注意。カーゴパンツ以外の面積の大きいアイテムにオリーブグリーンやカーキグリーンなどの、くすんだ緑を使わない。
- ワークブーツにブーツインしない。
軍人感の中和はやはり、カーゴの持つイメージと逆のものを使ってバランスをとることです。どこまで軍人感を消すのか、ここらへんの加減は好みになってくるかと思います。
※Pコートもミリタリー由来ですが、きちんと感があるしレディースにもよくとりいられるアイテムなのでさほどNGではない。
■□カーゴパンツ着こなしのコツ□■
カーゴ以外のアイテムをミリタリーアイテムで固めてはならない！
まとめ
以上、カーゴパンツの着まわしと注意点をご紹介しました。カーゴは、男らしさやラフさを演出できる便利なボトムス。カジュアルスタイルの定番とも言えるので、ぜひ1着手元においてぐるぐるっと着回しましょう！
