少数精鋭でオールシーズン着回そうとしている当ブログ、冬場お世話になる重アウターとしてPコートとミリタリージャケットをチョイスしました!
Pコート
Pコートを選ぶメリット
- ジャケット的着こなしができる
- ほとんどの軽アウターとの重ね着ができる
- キレイめカジュアルと相性がよい
- きちんとした場面にも対応可能
- フロントをすべてしめたら中のコーデを考えなくてもよい!
- 厚手ウール生地なので防寒性が高い
他の冬用アウターと比較してメリットを確認してみます。
各アウターのデメリット |
Pコートのメリット | |
ダウンジャケット | バランスがとりづらく意外と着こなしが難しい | ・ジャケット的着こなしができる ・キレイめカジュアルと相性がよい ・きちんとした場面にも対応可能 |
ダッフルコート | ・ジャケット的着こなしは難しい? ・丈の長いタイプのダッフルは浪人生っぽくなりがち |
・ジャケット的着こなしができる ・フロントをあけてのコーディネートが組みやすい ・よりきれいめで、きちんと感がある |
チェスターコート | エリ元からインナーが見えてしまうので、エリ元を含めてのコーデもある程度考えなくてはならない | フロントを全部しめたらインナーのコーデを考えなくてもいい |
Pコートのデザイン上、ジャケット的にも着ることができます。
Pコートはカジュアルアイテムながらも、きちんとした場面にも対応可能なところが大きな魅力です。
寒かったらニットなどを着込んで防寒。
・色は定番のネイビー
・丈はミドルかショート
・タイトめのシルエットのほうが着回しやすい
定番 schottのガチなミリタリーP。こちらはミドル丈。着丈に注意すればスーツの上にもはおれます。使えるシーンはプライベートだけではないのだ!
ミリタリージャケット:M-65
Pコートは特に寒い時期に登場してもらうつもりです。ミリタリージャケットはPコートよりも着用できる期間が長いのです。ミリタリージャケットのなかでも特にM-65をチョイスします。
M-65を選ぶメリット
- フロントをしめれば一枚でコーデが完成する
- インナーにいろいろ着こめるので着回しがきく ・比較的、季節を問わず着続けることができる
- ミリタリージャケットならではの「男くさい」イメージを演出できる
M-65には防寒用の立て襟があり、中にフードが格納されていて、フードは簡易的な雨よけとなります。
合わせるアイテムを選ばないM-65。カジュアルに着るもよし。きれいめに着るもよし。 また、Tシャツなんかにさらっと羽織れば春だって着ることも可能。
Tシャツにざくっとミリジャケを羽織るのも男臭くてよいのではないでしょうか。
巷でよく見かけるミリタリージャケットとしてはモッズコート、F2フィールドジャケット 、MA-1などなどがあります。
でも、着回し的にはそれらのミリジャケではなくM-65を推したいのです!
【M-65と各ミリタリージャケットとの比較】
MA-1 |
→腰が隠れるM-65ならさほどバランスを考える必要はない |
モッズコート |
→M-65:ライナーなしなら春にも着用可能 |
F2 |
→M-65ならフロントをすべて締めてしまえばインナーのことまで考えなくて済む! |
ところで、M-65フィールドジャケットが登場した1960年代当時、米軍戦闘服の標準生地はオリーブグリーン107(OG-107)を採用していました。
※M-65が登場した頃はベトナム戦争の頃。
ですので、M-65の定番カラーはオリーブグリーンだと言えます。
とはいえ、M-65を定番のオリーブグリーンなどのくすんだグリーン系にしてしまうと合わせるアイテム次第でミリタリー色が強くなってしまいます。同色のカーゴパンツなど、街中でとても合わせられない。即、職質されちゃう!?
だから、着回しをするなら黒かネイビーがおすすめです。
・M-65
・黒かネイビー
機能性に優れ、着まわしのきく黒orネイビーのM-65。サイズについては、心持ち大きいくらいが着まわしやすいと思います。中にいろいろ着こみたいので。
冬コーデのマンネリ化を防ぐには!?
冬用アウターはPコートと、ミリタリージャケットの2つ。そして、カラーは黒・紺を推したい。でもそうすると多少の問題が発生するのですよね……。
それは「冬コーデ、マンネリ化問題」。 冬コーデがマンネリ化するのはなにもPコートやミリジャケのみの話ではないのですが、こここではマンネリ化を避ける方法をご紹介したいと思います。
あったか小物を利用しよう!
ストールやマフラーなどの小物を使って冬コーデに新鮮味が出せます。
巻き方のバリエーションがマフラーよりたくさんある大判ストールがおすすめ。大判ストールは少ない服派にはとってもありがたい存在で、いくつか巻き方を知っておくと、雰囲気をガラリと変えられます。
大判ストールは洋服一枚分の威力が出せるので、コスパの面からも頼りになるんですよね~!
防寒もでき、アクセントにもなる帽子も忘れてはならない存在です。
ニット帽はなにかと便利です。カジュアルスタイルならほとんどなんにも考えずに合わせられます。
また、バッグもよいアクセントに。
小物をマンネリ化対策に使うメリット
- ある程度色や柄で冒険しても痛手は少ない
- お手頃価格を狙えば失敗しても洋服ほどダメージは大きくない
なじませ色の小物も着回しがきき便利です。でも、黒やネイビーなどの重苦しい色がメインになる冬だからこそ、鮮やかな色柄小物を仕込んでみてはいかがでしょうか!
ふだん着ないようなカラーや柄にチャレンジしてみるといいと思いますよ♪
秋コーデに便利な秋服!ニット帽、ダウンベストやら軽アウターを使いこなせ!
アウターonアウターでコーデのバリエーションを増やす!
コートを着るようになる冬場はコート下のコーディネートをついついサボってしまいがち。でも、ジャケットや軽めのアウターを仕込んでおけばコートを脱いでも「サボってるな感」は出ないのだ!
冬場のアウターonアウターのメリット
- 防寒対策
- 着まわしの幅を広げる
- 重アウターを脱いでもサマになる
例えば、テーラードジャケットに重アウターを羽織る。
スーツの上にPコートやミリジャケを羽織るイメージです。タイドアップするとより大人っぽく、きちんと感も出ます 。
カーディガンを中に着込んで防寒。
アウターonアウターとしては、他にもフード付きパーカーはもちろん、レザージャケット、デニムジャケットなどなど、いろいろ試してみてください。
ただし、中に仕込むアウターの裾がPコートからはみ出ない、またサイズ感がおかしくならないよう気をつけて。
また、最初からライナー(脱着式の裏地)がついているPコートやM-65もあります。ライナーがない場合、極寒の時期にはユニクロのウルトラライトダウンコンパクトあたりのインナーダウンを別で買って仕込むのも暖かい。
これもある種アウターonアウター。ジャケットとして着ることができるライナーも便利ですよ!
ダウンベストをアウターの上に重ねる!
Pコートやミリタリージャケットがタイトでダウンベストがゆったりめなサイズなら、逆にダウンベストを上に重ねることも可能。
ダウンベストの時期はいつ?ツイード&グレーのダウンベストのコーデ・着こなしを解説
差し色で抜け感を作る
小物のところでもふれましたが、ワンパターン防止のために鮮やかな差し色を上手に使うワザもマンネリ化対策としては有効です。
当ブログでチョイスした25着にも差し色アイテムをいくつか選んでいます。
冬は、黒やネイビーなどのダークな色合いのアイテムが多いもの。重苦しいイメージだしマンネリ化もします。 積極的に差し色を使っていくくらいの勢いでもいいと思います。
エリ元に変化をつけ雰囲気を変える!
Pコート、M -65はフロントの開け具合などで雰囲気をチェンジできます!
- フロントをすべて閉じる。
- 途中まで開ける
- 裾だけ開ける
- 真ん中だけ閉じてXのラインを作る
- フロントを開けてインナーを見せる
- エリを立てる
冬場、コーデを考えるのが面倒なときは①の「すべて閉じ」が最強ですよね。PコートもM-65も首元まですべて閉じると襟が立つので一枚でもニュアンスが出ます。
さらに、差し色アイテムを仕込んでおくと、よりワンパターンから脱出できるはず。
エリ付きシャツを着てニットタイをプラス。男らしいし、まとまりも出る。
重軽(おもかる)を調節
冬服がワンパターンになるのは、連日「重い」服装が続くことも原因です。冬服は生地も厚く、色も暗く、彩度が低く、洋服が体を覆う面積も多い。重いイメージだらけ!
冬は自分だけでなく周りもワンパターンに陥っているはず。無難を求めるのなら、それでOKですが、少ない服で着まわししているハンデ?がありますので、重軽(おもかる)を調節して、目新しさを出してみませんか。
【軽くする技】
- 「軽い」アイテムを投入
- 「軽い」色を取り入れる
- 肌見せの部分を増やす 冬は寒いけど…
足元に抜けを作る
Pコートやミリタリージャケットを着ることで、上半身が重くなる。重軽を調節するひとつは下半身を軽くすることです。簡単なのは靴を白スニーカーにすること。
ちょっと上級編かもしれませんが、あえてショーツをあわせるというワザも個人的には面白い感じになって好きなんですよね。
靴はブーツなど重めのものにした方がバランスよし。寒ければレギンスを組み合わせる。女子ウケは望めないけど。
ショーツを合わせるのは腰が引けるという人は、クロップドパンツでも抜けを作れます。あえて色柄の靴下をチョイ見せしても楽しい。
まとめ
重アウターが2種類では、少ないかなという気もしますが、「お気に入りのアウターばっかりなんとなく着ていたら、気付けば冬じゅう毎日同じアウターしか着ていなかった」という人も多そうですので2種類でよしとします!