メンズファッションの悩みにありがちなこと。「ダサいと思われたくない」でも「洋服にたくさんの予算をかけられない」。両方を一挙に解決する手段として、少ない服での着まわしを提案します!
- 服の揃え方!少ない服で着まわすポイント
- 持っておくべき主力服10選
- 系統を「きれいめ」にしぼる理由
- 組み合わせのバリエーションをたくさん作っておく
- 着こなしにアレンジをする
- 季節のコーデ例
- 25着の基本アイテム「もうコーディネートに迷わない!」
服の揃え方!少ない服で着まわすポイント
少ない服で着まわす場合、次のポイントをおさえるのがコツです。
・基本アイテムは着まわしのきく定番モノを厳選
・組み合わせのバリエーションをたくさん作っておく
・小物や着こなしワザでアレンジをする
定番アイテムをそろえておいて、組み合わせ(着回し)やアレンジで印象を変えます。
次のルールに従ってアイテムを厳選し、ワードローブを構成しましょう。ファッションに苦手意識がある人には「着まわし」は難しいテクニックのように思えるかもしれませんが、最初から着回しやすいアイテムを厳選しておけば、難しくはない!
■シンプルなデザイン
■無地
■基本色(黒、ネイビー、グレー、カーキ、ベージュ...)
■定番アイテム
少数精鋭でも、各アイテムがどのアイテムとも相性がいいのなら、洋服の数は少なくてもコーディネートのパターンを豊富に展開させることができる。
すると、他人から見ても新鮮味があるので、いつも同じ服を着てる(ようにみえる)という事態にはならないはず!
また、洋服を買って失敗するというムダ打ちをしなくて済むので、高額なアイテムばかりを選ぶのでもなければ「予算をかけられない」もクリア。
これらのアイテムを集めたうえで、少ない服で着まわすテクニック術を駆使していきましょう!
持っておくべき主力服10選
少なくても着まわせるアイテムをピックアップしまた。持っておくべき服とも言える10着のメンズアイテムをぜひチェックしてみてください!
Tシャツ
Tシャツは基本中の基本アイテム。無地のものを選べばオールシーズン使えます。 夏は1枚で着て……
夏以外はインナーとして使用します。
色は白・黒・ネイビー・グレーなどの基本色を選ぶようにしましょう。特に白の無地Tシャツは着まわしもアレンジもきくのでおすすめです。
白シャツ
清潔感があって高い好感度をキープできるのがエリ付きの長袖白シャツです。
誰にでも似合うし、組み合わせNGなアイテムもほとんどありません。ほぼほぼ通年着用できますし、きちんと感も出せるすぐれた万能アイテム。
春や秋に、1枚で着るのはもちろん、Tシャツの羽織りにしたり、秋・冬にはアウターを羽織ったり、ニットのインナーとしても使ったり。主役にも脇役にもなるオールマイティーさです!
テーラードテーラードジャケット
【楽天市場】テーラードジャケット ストレッチ メンズ
きちんとした格好が要求される場面での、軽めアウターとして便利なテーラードジャケット。
合コンだの、デートだの、同窓会だの、高そうなレストランでの食事だので、ちょっとはきちんとした格好をしないとな……というときに、とりあえずテーラードを羽織ればなんとかなる!1着は持っておくといいですよ!
スタイルがよく見えますし、女子ウケもよい。
テーラードはきちんと着ることもできますが、合わせるアイテム次第でカジュアルに着崩すこともできます。
ふだんでも気軽に着たいなら裏地や肩パッド、芯地のないアンコンタイプのストレッチ素材のものがカーディガン感覚でツカエルのでおすすめです。
エリのないカーディガン
【楽天市場】カーディガン メンズ
カーディガンは、羽織りの他にもコートやジャケットの防寒インナーとしても使えます。
リラックスした感じや、やわらかさを演出できます。カーディガン男子は一定の需要があり女子ウケがよいのもポイントです。
Pコート
Pコートは万能な冬の防寒アウターです。デザイン上、ジャケット的にも着ることができますし、着丈に気をつければスーツの上にも羽織れます。
ミリタリー由来でカジュアルながらも、きちんとした場面にも対応可能というありがたい特徴を持っています。
デニム
カジュアルボトムスの定番であるデニム。ざくっとカジュアルに着こなすのはもちろん……
合わせるアイテム次第で上品にもなります。
きちんとしたスタイルにあえてデニムを合わせてはずす、という使い方も可能です。
ダメージドデニム・派手色のカラージーンズ・淡色デニムといったタイプではなくきれいめのインディゴブルーをおすすめします。
チノパン
カーゴパンツやデニム、ショーツなどのボトムスに比べるときちんと感があるので、カジュアルアイテムがほとんどを占める男性の私服にはチノパンは貴重な存在です。
【ワードローブ】メンズファッションの定番アイテム!おすすめ25着
テーラードを羽織りチャッカブーツを履けば、デニムNGなレストランにも対応できる!
カジュアルなファッションをしつつも、「不特定多数の人と会う可能性のあるときに失礼のない服装をしたい」というときにチノは活躍してくれるのです。
もちろん着まわしやすいのは言わずもがな。
白スニーカー
【楽天市場】アディダス アドバンテージ ベース EOT69
カジュアル派にはハズせないスニーカー。白スニーカーならNGな組み合わせもほぼないので毎日でも履けそうなくらい。
特に、ローテク・ローカットのレザースニーカーがおすすめ。
スニーカーの中では大人っぽい部類にあるので、きちんとしたきれいめ系のスタイルにもハマります。
春・夏だけでなく、通年履けるのもありがたいですね。白スニーカーは、重苦しくなりがちな秋冬コーデに抜け感や軽さを加えてくれる貴重な存在なのです。
白レザースニーカーおすすめブランド30選【コート系スニーカー】
チャッカブーツ
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いざというときにあわてずに済むよう、カジュアルシューズでもきちんとした場面に対応できる靴をそろえておきましょう。
チャッカブーツはちょっとした高級レストラン、カジュアルOKな結婚式の二次会、コンパ、オフィスカジュアルなどにも使えます。
チャッカブーツとはくるぶしをおおう丈の、2~3個の紐通しの穴を持つ革靴のことです。イメージ的には礼服やおかたい職種のビジネススーツに合わせる靴と、プライベートのカジュアルな普段着に合わせる靴との中間くらいに位置します。
機能性が高く、カジュアルスタイルにも合わせることができます。手入れをすれば何年も履けるので、少々値がはってもコスパのよい靴です。
トートバッグ
【楽天市場】革トートバッグ A4サイズ
どんな格好にも合うシンプルで無難なデザインのバッグをひとつは調達しておきましょう。特におすすめしたいのはレザーのトートバッグです。
ネイビー、ブラウン、グレーなどの基本色をおさえておけばどんなコーデにも馴染みます。 レザートートは容量もあり、大人っぽさやきちんと感、そして適度なオシャレっぽさもある。
子どもっぽいコーデでも、トートを持つことで大人っぽく格上げできます。
服は何着あればいい?男のシンプルワードローブとは
以上、ワードローブの中心となるアイテムを10個ご紹介しました。 こちらは25着でオールシーズン着まわすことをもくろむブログです。残りのアイテムについてはこちらでも解説しています!
【ワードローブ】メンズファッションの定番アイテム!おすすめ25着
25着はちょっと絞り過ぎかもしれません。でも、25着そろえてみて十分まかなえるならステイすればいいし少ないなら買い足せばよいのだ。ぜひ服選びの参考にしてみてください。
系統を「きれいめ」にしぼる理由
少ない服で着まわす前提として、全体の傾向を「きれいめ」でまとめるようにしています。
「きれいめ」は他人の目線や評価を重視した、きちんと感のある服装というイメージ。どちらかというと、ブルーカラーではなくホワイトカラー。服が汚れない仕事をする人の清潔感のあるファッションです。
イメージはこんなカンジ。
・シンプル
・こざっぱり
・端正、ととのっている
・清潔感
きれいめ的なアイテムとはこんなもんでしょうか。
- テーラードジャケット
- チェスターコート
- 襟付きのシャツ
- スラックス
- ローファー
ところで、メンズファッションにも系統はいろいろありますよね。よく名前が挙がるようなものをピックアップしてみます!
【スポーツ系】
スポーツ
アウトドア
サーフ
スケーター
【やんちゃ感アピール系 】
お兄系
オラオラ系
ビター系
【音楽ジャンル】
ロック系(パンク系・ビジュアル系・グランジ・ロキノン系)
B系
【ミックススタイル 】
ストリート(原宿系etc.)
サロン
【その他】
モード
フォークロア
メンズファッションの系統は、アクティブに動けるスタイルがほとんどです。つまり、汚れてもよい服装。
一方、きれいめは、汚れちゃいかん多少緊張感のあるスタイルなので、「着心地」や「ラクチン」が大事だと考えている人には相性が悪いかもしれません。
また、学生におなじみで取り入れやすいのはアメカジ(アメリカンカジュアル)だと思います。アメカジを意識していなくても、パーカーやデニムやネルシャツなどのアメカジアイテムは自然と我々のワードローブに組み込まれているはず。
でも、手持ちの洋服をすべてアメカジや「着心地」や「ラクチン」重視で固めてしまうと、きちんとした格好が要求される場面に対応できない(;´Д`)!!!
そんな場面で「服がない」と途方に暮れたくないので、きれいめをチョイスするという意図もあります……。
きれいめのメリットとは
きれいめのメリット
・老若男女、全方位から好感度が高い
・女子ウケする
・きちんとしたシーンにも対応できる
きれい「め」の「め」は「どっちかといえばきれいだよね」ってくらいのニュアンスで、カジュアルさもポイントになると思います!つまり、カジュアルさもあるけどきちんとも見えるのが「きれいめカジュアル」。
きちんとしたシーンにも対応できるし、そうではないシーンでは着崩してカジュアルダウンすることもできる。
カジュアル度やきちんと感の度合いを調節できるのが、きれいめカジュアルのよいところ。
きれいめを目指すなら、押さえておくべきアイテムは「白シャツ」!女性からの好感度も高くオススメ。意外と”MY定番”にする人が少ない穴場アイテムでもあるのだ。
少数精鋭にしたい、着回しの優先度を高くしたいなら、きれいめが合理的。ファッションの系統を、多様なシーンに対応できる「きれいめ」にしぼっておくと無駄買いせずに済みますよ~!
きれいめのキモが「清潔感」。肌は清潔感にかかせないポイントです。
なんかようわからんけどスキンケアくらいからならはじめられっか……という人へ!
組み合わせのバリエーションをたくさん作っておく
各アイテムが他のどのアイテムとも相性がいいのなら、洋服の数は少なくても多数のコーディネートパターンを展開させることができます。
Tシャツを選ぶなら万能な無地の白Tを選ぶ。シャツならシンプルな白シャツを選ぶなど。「着まわし」に重点を置いてアイテムを選びましょう。
例えば、シンプルな白シャツはきれいめの定番であるとともに、着まわし力も抜群なアイテムです。
白シャツはあえて言う必要のないほど汎用性の高いアイテム。1枚で着るのはもちろん、軽アウター、重アウター、ニットのインナーにしたり、逆にTシャツの羽織りにしたり。
白シャツは主役になったり脇役になったりと変幻自在。アレンジもしやすいのも特徴です。
白シャツをTシャツの上に羽織ったり、1枚でさらっと着てもよし。
白シャツのうえにアウターを羽織ってもよし!春秋はライトアウターを使い……。
冬はニットをプラスしたり、コートなど重めのアウターを羽織る。
こんなカンジで。組み合わせの幅が広く、小物を加えても印象が変わる、アレンジする余地の多いアイテムを厳選すべし! なのです。
【ワードローブ】メンズファッションの定番アイテム!おすすめ25着
■□少ない服で着まわすコツ□■
着回しやすいアイテムをそろえて、コーディネートのパターンを豊富にする!
白シャツはマジで便利ですよ~!
白シャツコーデ・着こなし@メンズ!白シャツ男子が好感度UPを目指すなら…
着こなしにアレンジをする
組み合わせのパターンを多く持つのも大事ですが、アレンジをして洋服自体の印象をチェンジして新鮮味を出すワザも知っておきましょう!
アレンジの例
・着こなしに工夫をする
・小物を使う
・差し色を使う
・アウターonアウターを取り入れる
アレンジその1:着こなしに工夫をする
そのまんま洋服を着るのではなく、着こなしにちょっとした工夫を。主役は洋服ではなく、人間なのだという感じを出す。「こなれ感」です。いろいろコワザがありますので、マスターしましょう。
- パンツの裾をロールアップする
- 袖をたくる
- 襟立て
- レイヤード
- 腰巻き
- プロデューサー巻き
- あえてフロントをあけるetc.
白シャツを1枚着るにも、着こなしに工夫の余地がある。
■□少ない服で着まわすコツ□■
洋服をそのまんま着るのではなく、着こなしに自分らしいひと手間を加える!
アレンジその2:小物を使う
シンプルな服装には小物がより映える!小物をとりいれるだけで、簡単にアクセントをつけることができます。小物上手はオシャレ上手。少数精鋭派ならぜひ小物を味方につけてください。
小物の例
- 帽子
- ニットタイ、ボウタイ
- ストール
- バッグ
- 靴
- ブレスレット
- 腕時計
- ネックレス
小物を使い慣れていない人が最初にとりいれやすいのは腕時計。実用性がありつつアクセサリー代わりにもなる。
ごてごてしない程度にブレスレットと重ねづけするのも楽しい!
腕時計の次に使いやすい小物が帽子です。これも実用性がポイント。
小物を使いたいけど、「オシャレしてる」感を出したくない人は、実用性のあるものから攻めていきましょう!
秋冬はストールやマフラーなどの巻きものも味方につける!
「雰囲気を変える」「防寒」という点で、ストールはアウター一枚分の威力があります。
白Tシャツ×デニムというシンプルないでたちを小物でアレンジしてみるとこんなカンジ。
①腰巻き、プロデューサー巻き→長袖シャツと差し色カーディガンを小物扱い
②足元ではずす→差し色の靴とか
③バッグではずす→リュックや差し色バッグ
④ハットなど帽子を加える。
⑤デニムの裾はロールアップetc.
シンプルな服装に小物でアクセントをつける!
アレンジその3:差し色を使う
少ない服で着まわすなら、厳選するアイテムは基本色(黒、ネイビー、グレー、カーキ、ベージュ...)をおすすめします。でも、これらの基本色だけで着回していると若干地味になるのですよね……。
そこで使いたいワザが「差し色」!差し色とは……
『単一の淡い地色に,濃い色を柄のように小さく配すること。ポイント-カラー。』
出典:大辞林
当ブログは基本色をメインにしていますが、あえて差し色になるアイテムも選んでいます。
洋服で色を差すのもよいのですが、差し色に挑戦するなら、小物がカンタン。
差し色は、全面的に打ちだすのではなく、あくまでも部分的に使い、アクセントにする意図で使います。白黒グレーなどの基本色コーデに、コントラストの強い鮮やかな色をポイントになるように配色してみてください。
ストールや靴下くらいなら鮮やかな色を選んで失敗しても、お財布的にそれほど痛くない!
■□少ない服で着まわすコツ□■
差し色アイテムを準備。シンプルな地味色コーデに加えて新鮮味を出そう!
アレンジその4:アウターonアウターを取り入れる
アウター同士を組み合わせるワザ「アウターonアウター」でコーデの幅を広げましょう!
手持ちのアウター同士を組み合わせることができないか検討してみてください。頭を柔らかくして。面白い作業になると思います。
(例)ミリタリージャケットを使ったアウターonアウター
ミリジャケ+テーラードジャケット|+ダウンベスト|+パーカー|+ショールカラーカーディガン|+襟なしカーディガン
なんといってもアウターonアウターの威力を感じるのは冬。防寒にもなります。冬はアウターが主役になりがちで、アウターを脱いだコーデがなんだかショボい感じになりますよね。
アウターonアウターにしておけば、一番外側のアウターを脱いでも内側のアウターがあるのでなんとなくサマになるのだ!
■□少ない服で着まわすコツ□■
コワザ同士を積み重ねてオリジナリティを!
シンプルなアイテムを使ったコーデでも、前述のコワザ(小物をプラス、着こなしのアレンジ、差し色など)を積み重ねていくことでニュアンスを出すことができる。
コワザを駆使することで着こなしのパターンは無限となりうる。また、自分らしい落とし所を探るのも楽しいと思います!
■□少ない服で着まわすコツ□■
コワザを積み重ねて、コーデパターンを無限大に!
季節のコーデ例
当ブログでは、季節ごとに着まわし・着こなし例を解説していますので、こちらも参考にどうぞ!
春コーデ
春らしいイメージのある以下アイテムをメインに。爽やか軽やかなコーデを。
青カーデ|ピンクシャツ|白シャツ|白スニーカー|デッキシューズ|クロップドパンツ
春服コーデ@メンズ。大学生のための女子ウケ着まわし※社会人もOKです
夏コーデ
夏は以下アイテムをメインに着回します。
- トップス:Tシャツ×2・ポロシャツ×2・半袖シャツ
- ボトムス:ショートパンツ・クロップドパンツ(たまに→)チノ・カーゴ
- 靴:サンダル・デッキシューズ・白スニーカー
【夏のファッション・メンズ】少数精鋭アイテムで着まわしする1週間☆
秋コーデ
秋っぽくなる以下アイテムをメインに。秋は、こっくり上品に大人にまとめてください。
カーゴパンツ|ショールカラーカーディガン|ダウンベスト|チャッカブーツ|ワークブーツ
秋コーデに便利な秋服!ニット帽、ダウンベストやら軽アウターを使いこなせ!
冬コーデ
冬は防寒性に優れた以下のアイテムをメインにします。アウターonアウターや、ストール、ニット帽などの防寒小物も上手に使いましょう。
Pコート|チャッカブーツ|ワークブーツ|ミリタリージャケット|プルオーバーニット|ショールカラーカーディガン|青カーディガン
冬コーデ@メンズ!大学生も社会人も!脱ワンパターンの着回し術
25着の基本アイテム「もうコーディネートに迷わない!」
基本のアイテムを25着に絞り通年着まわす提案をしている当ブログ。試しに、各カテゴリからランダムにアイテムをピックアップしてみましょう。
- ボトムス→デニム
- トップス→白シャツ
- アウター→カーディガン
- 靴→スニーカー
テキトーに選んでも、なんとなくサマになるのだ!
選んだのは、どれもメンズファッションにおける定番アイテム。特別なものはありません。これらを組み合わせる限り間違えたコーディネートになる、なんてことはない!
靴 | チャッカブーツ、スニーカー、ワークブーツ、レザーサンダル、デッキシューズ |
ボトムス | チノパン、カーゴパンツ、デニム、クロップドパンツ、ショートパンツ |
トップス(半袖) | Tシャツ(白・紺)、ポロシャツ、半袖OXシャツ |
トップス(長袖) | 白シャツ、デニムシャツ、ピンクシャツ、ニットプルオーバー |
軽アウター | テーラードジャケット、カーディガン、ショールカラーカーディガン、ダウンベスト |
重アウター | Pコート、ミリタリージャケット(M-65) |
25着アイテムの色選び
25着は、基本的に各アイテムの定番とされる色を選んでいます。例えば、デニムなら定番色の“インディゴブルー”、カーゴパンツなら“カーキグリーン”を持っていた方がなにかと便利。
また、基本色を選ぶも、色がバラつくように選んでいます。同じような色の少数精鋭アイテムを着回していると「たまたまワントーンになった」という事態がちょくちょく発生します。
「組み合わせた結果たまたまワントーンになった」のと「計算してワントーンにする」のとは、似て非なるもの。「たまたまワントーン」は避けたい。
「コーデに使う色は2色まで」とか「3色まで」などというルールがあったりしますが、基本色だけでまとめるならバラつきがあってもそれほど気にならないはず!
少数精鋭アイテムの着回しのキモたち
ところで、少数精鋭の着まわしやすいアイテムを毎日着ていると「あの人はいつも地味だ」という印象がついてしまうかもしれません。
それを避けるために、25着アイテムの中にカンフル剤を仕込みました。
- ダウンベスト
- オックスフォードのピンクシャツ
- 差し色カーディガン
- デッキシューズ
ダウンベストは、コーデのアクセントにします。 シンプルにTシャツ+カーゴパンツといった出で立ちでも、ダウンベストを羽織ればなんとなくコーデが「うまいこといったな」的に見えるのです。
また、ピンクシャツや青カーディガン、青デッキシューズは差し色にしてこちらもアクセントにします。
例えば、シャツ+デニムの組み合わせにロイヤルブルーの差し色カーディガンを羽織ったり、靴をロイヤルブルーのデッキシューズにしたり、白シャツをピンクシャツとチェンジするなどして、毎日のコーデに新鮮味を出そうという作戦です!
「あえて選ばない!」着まわしアイテムNG編
- チェック柄のネルシャツ
- ダウンジャケット
- フード付きのパーカー
これらの、誰でも持ってる超おなじみのド定番アイテム。でも、25着のアイテムにはあえて組み込みませんでした。
メンズファッションにおけるNGアイテムと言えば、「とんがり靴」とか、「ウォレットチェーン」などが挙がりますが、そもそも25着のアイテムに女子ウケの悪すぎるアイテムは選んでいません。
ここでいうNGとはそういうことではなくて……
- 冬じゅうずっとダウンジャケットを着ていた
- 毎日チェックのネルシャツに手を伸ばしているが、ほぼ無意識だ
- 気づけば友人もチェックのネルシャツを着ていた
- タンスから手に取るアウターはだいたいパーカーである
こんな経験をしている男性、すごく多いのではないでしょうか。
チェック柄のネルシャツやダウンジャケット、フード付きのパーカーはとってもとっても便利で気楽なアイテムです。
しかしその便利・気楽さがヘビーローテーションを産み、「いつも同じ服でダサい、洋服に無頓着でダサい人というイメージ」へと導く危険性があるのです。
このブログの趣旨は「ダサいといわれないようにする・女子ウケ」。なので、少数精鋭にするためにはネルシャツたちからはいったんは涙をのんで手を引き、ほかのアイテムがそろってきて着まわせるようになったら、カムバックさせましょう!
メンズ服を買うならこの順番!最優先アイテムとは?
最小限の25着といっても、いきなり25着すべてのアイテムを揃えるのも大変ですよね。だったら真っ先に揃えるべきアイテムから優先的に集めるのが効率的。 真っ先にそろえるべきアイテムとは、きちんと感のあるアイテムです。
スーツを着るほどでもないけど、ある程度はきちんとした服装にしたいときってありませんか?
- ちょっとお高めのフレンチに行く
- 同窓会but場所が庶民派居酒屋
- 参加メンバーがどんな服装で来るのか情報がない休日の勉強会
- 「スーツじゃなくていいよ」と言われたものの普段着でいいとも、とても思えないゼミ面接
つまり、スーツと普段着の中間地点にある服装が必要なときってたまにありますよね。「イザというとき、困りたくない」だからカジュアルながらもきちんとした印象のあるアイテムからそろえる。根拠はきれいめを推す理由と同じです。
靴やボトムスなど各カテゴリーで一番きちんとしているアイテムは次のとおり。
- 靴:チャッカブーツ
- ボトムス:チノパン
- トップス:白シャツ
- 軽アウター:テーラードジャケット
- 重アウター:Pコート
- 左:チャッカ~テーラードまでを使ったコーデ
- 右:寒ければ、さらにテーラードの上にPコートをはおります
さらにきちんと感を出したいなら、ボウタイやニットタイをプラスします。
きちんとといえども、全体的にはカジュアルなので、ネクタイはニットタイがおすすめ。
大学生が着るとするならば、テーラード×白シャツ×チノ×チャッカは、かなりきちんとした感じになるかもしれませんね。
でも、きちんと感のあるこれらのアイテムは他のもっとカジュアルなアイテムと組み合わせれば、いくらでもカジュアルダウンができます。だから、最初に揃えておいて損はないはず!
高校生まで(ただし制服のある高校)なら、冠婚葬祭も制服でまかなえるんですけどね。ホント、制服って便利……。